[2024年9月24日]
どうもどうも♪塾長の鈴木です。
本日は
19世紀のイギリスの産業革命と、そこから学べることについてお話しします。
産業革命が始まった当時、ロンドンでは「パンチ」という風刺画に描かれたように、富裕層と貧困層の間に大きな分断が生まれました。
機械の導入で一部の人が大きな利益を得る一方で、仕事を失い、貧困に苦しむ人も多くいました。
しかし、その後の歴史を振り返ると、社会は徐々に変わり、教育の普及や新たな産業の誕生によって、生活が改善され、分断も次第に小さくなっていきました。
今、私たちはAIの時代を生きています。
AIは確かに多くの仕事を自動化し、人間にとって不要になる仕事もあるかもしれません。
しかしながら、これまでの歴史を見てみると、新しい技術が登場するたびに、人々はその変化に適応し、新しい仕事や機会を見つけてきました。
では、中学生のみなさんが今、何を学ぶべきか?
これがとても大切なポイントです。
機械やAIが得意なことと、人間が得意なことは違います。
AIができることはどんどん増えますが
「人間にしかできないこと」
は残るはずです。
例えば、想像力や創造力、コミュニケーション能力、他人と協力する力などは、AIではまだ追いついていない分野です。
今、勉強している内容は、将来の自分に必要な「基礎力」を作っています。
数学や英語、歴史や科学などの知識はもちろん大切ですが
再三申し上げておりますが
「考える力」「問題解決能力」「仲間と協力する力」
これらを身につけることが非常に重要だと思います。
これからの時代は、ただ知識を持っているだけではなく
「自分で考え、行動!する力」が求められます。
ゆえに、今の勉強は未来への投資なのです。
AIがどれだけ進化しても、皆さんの個性や考える力、感性は大切にされ、活かされる場が必ずあります。
だからこそ、「日々の勉強においての試行錯誤」を
重要視して欲しいです。
やりたくないからやらない!
必要ないからやらない!
面倒くさいからいいや!
このような何も学ぼうとしない姿勢では機械に仕事をとられてしまいます。
もちろん未来はそれこそ未知数ですが
今目の前にあることに一生懸命取り組めば必ずや「自分の力」になります!
今やっていることが、「未来の自分を助けるんだ」という気持ちを持って、毎日頑張って欲しい!
一緒に頑張っていこう!