[2025年1月20日]
どうもどうも♪塾長の鈴木です。
本日は大寒なのですが暖かいですねぇ。
さて、共通テスト受験のみなさん、お疲れ様でした。
努力を続ける中で、不安や迷いを感じているかもしれません。
しかし、まだまだこれから。
「軸をぶらさず修練を重ねる」という心構えで
学習を継続してください!
さて、新課程初めての共通テストが終りました。
問題形式の分析や対策等がもちろん重要なのですが
問題を解きつつ、もっと大きな目線で総論的に思考してみました。
一体みなさんに「どのような力」を国が求めているのか
そして
今の小、中学生や高1,2年生が意識すべきことは何か?を
全くの主観なのですが記してみたいと思います。
まず最初に簡潔な言葉で記します。
「読解力」
「根拠を持つ解答力」
「横断的思考力」
「情報処理力」
「基礎知識の反復学習」
これらです。
以下ポイントを示したいと思います。
1. 読解力
問題文やリード文を正確に読み取り、設問の意図を理解することが重要。
英語の長文や社会の資料問題でも、内容を正確に把握する力が求められます。
社会での活用例: 契約書や報告書を正確に理解し、要点を見抜く力。
「学習の工夫」
問題文やリード文をじっくり読み、要点を絞る練習をする。
英語の長文では登場人物や出来事、マニュアルの指示事項を可視化し、簡素化する。
社会の資料問題では、文章やデータをグラフに変換する。
2. 根拠を持つ解答力
解答に至る理由を説明できる力が必要。
選択肢型問題でも、問題文や資料に戻って根拠を確認する習慣が求められる。
社会での活用例: データや事実を基にした説得力ある提案や意思決定。
「学習の工夫」
解答を導く際に「どこに根拠があるか」を明確にしてメモする。
数学の計算問題や理科のデータ分析では、手順を図で整理しながら考える。
国語や英語では、根拠となる部分を線引きで明確にする。
3. 横断的思考
異なる教科や資料を組み合わせて答える問題が増加。
理科の気候変動と社会の歴史的背景を関連付ける問題などがその例。
社会での活用例: 異分野の知識を統合し、新しいアイデアや解決策を生み出す力。
「学習の工夫」
マインドマップを使って、関連性を視覚的に整理する。
文型理系の有無問わず、理科と古典、英語と数学や理科等
関連のあるテーマを意識して学習する。
4. 情報処理力
限られた時間で多くの情報を正確に処理する力が重要。
資料やグラフを素早く読み解き、必要な部分を選び取る能力が問われる。
社会での活用例: 膨大なデータや資料から必要な情報を選び出し、効率的に活用する力。
「学習の工夫」
英語の長文では、段落ごとの要点をまとめるまた指示事項を絵など書いて可視化しながらの演習を行う。
理科や社会の資料問題では、表やグラフを見て素早く要点を見抜く訓練をする。
問題文を図解し、情報を整理して解く習慣をつける。
5. 基礎の反復
基礎的な問題を確実に解ける力が求められる。
細かいミスや基礎力不足が点数に直結する。
社会での活用例: 継続的にスキルを向上させ、ミスを減らして仕事の精度を高める力。
「学習の工夫」
計算や英単語、文法問題を繰り返し練習し、ミスのパターンを記録して改善する。
漢字や基本公式をノートや図にまとめて、定期的に見直す。
このように
共通テストで求められている力は
これからの社会でみなさんに必要とされる以下の力と直結していると結論付けました。
「情報を正確に理解し、伝える力」
「根拠に基づき、説得力を持って意思決定する力」
「複数の視点を統合して問題を解決する力」
「限られた時間で成果を出す力」
「継続的に成長し、スキルを磨く力」
もちろん・・・
受験生は
ボーダーが・・・
出願校はどうしようか・・・
そして古文の助動詞の識別も〜・・・
と目の前のことでいっぱいいっぱいだと思います。
是非第一志望に向けて「軸をぶらさず」精進して行って欲しいと切に願っております。
頑張れ!!受験生!!