[2025年2月27日]
どうもどうも♪塾長の鈴木です。
さて、本日は埼玉県公立高校入試の講評について考えてみたいと思います。
毎年、入試の後には
「社会は6択問題が増え、並べ替え問題がなくなった」
「理科はバランスの良い出題だった」
「国語は例年より易化した」
等といった分析が並びます。
確かに、こうした情報は大切です。
しかしながら、それを見て
「だから何?」
と思う中学生や保護者の方も多いのではないでしょうか。
そもそも、こうした講評は
いったい誰に向けて何のために書かれているのか?
これから受験をする生徒たちのためなのか?
それとも塾関係者の自己満足、情報交換はたまた塾のPRのためなのか?
どう考えたって「後者」です。
もちろん入試問題の傾向を知ること自体は意味があります。
しかしながら、中学生やその保護者が最も知りたいことは
「じゃあ、これからどう勉強すればいいのよ?」
という具体的な指針なはずです。
入試は、塾関係者のためにあるのではありません!
公の場に講評を載せるならば
未来の受験生がこれから何をすればよいのかを考え
それを伝えること
が何よりも大切であろうかと思います。
関係者は深く反省し書き直して頂きたい。