[2025年3月11日]
東日本大震災から14年。
あの日、私は大宮にいました。
午後2時46分過ぎ、大きな揺れが街全体を飲み込み、人々の不安が一気に広がったのを覚えています。
電車は止まり、駅は帰宅困難者で溢れかえり、コンビニの棚から食料や水が消えていきました。
あの混乱と衝撃は、今でも鮮明に思い出されます。
震災から14年が経ちましたが、あの日の出来事は決して風化させてはいけません。
東北の人々がどれだけの困難を乗り越えてきたのか、私たちは学び続けるべきです。
そして、地震はいつどこで起こるか分かりません。
塾生さんたちにも伝えたいことがあります。
それは「備えることの大切さ」です。
非常用の水や食料を用意すること、家族と避難場所や連絡手段を確認しておくこと、そして「もしも」のときに冷静に行動できるようにすること。
自分自身の命を守るために必要なことです。
また、震災を通じて学んだ
「人とのつながりの大切さ」も忘れてはいけません。
助け合うこと、支え合うこと。
それは、学びの場でも同じです。
一人では解決できないことも、仲間と協力すれば乗り越えられる。
勉強も人生も、支え合いながら進んでいくものです。
「個々が良ければそれで良い」という風潮の昨今。
本当に忘れてはならないことだと思います。