[2025年4月1日]
どうもどうも♪塾長の鈴木です。
本日は「中学生学年別・よくある質問に答えます」というテーマで、保護者の皆様にお伝えしたいことをまとめました。
お子様の学年によって、つまずきやすいポイントや学習面での悩みは大きく異なります。
日々の指導を通して感じている傾向と、それに対してご家庭でできるサポートについてお話しさせていただきます。
まず中学1年生は、「勉強の習慣がなかなか身につかない」という声を多くいただきます。
小学校とは違い、授業の進み方や宿題の質が大きく変わるため、最初の1学期でつまずくケースも少なくありません。
ただこの時期に大切なのは、「何をやるか」よりも「机に向かう習慣を作ること」です。
勉強の内容そのものよりも、まずは生活の中に学習を自然に組み込むことを目標にしていきましょう。
「今日は何をやったの?」と軽く声をかけてあげるだけでも、お子様の意識が変わってきます。
中学2年生になると、「最近やる気が見えません」「集中力が続かないようです」といったご相談が増えてきます。
この時期は心身のバランスが大きく変化するため、学習以外の面でも不安定になりやすい学年です。
塾でもサポートはしますが、焦って叱責するよりも、少し距離をとって見守ることが大切な時期でもあります。
「最近疲れてる?」といった声かけが、再び前向きに動き出すきっかけになることもあります。
中学3年生になると、「何から手をつけてよいか分からない」と戸惑う生徒さんが増えてきます。
受験というゴールが見え始めて焦りが出る一方で、行動が追いつかず空回りしてしまう子もいます。
この時期にまず取り組むべきは、学校のワークの反復です。
間違えた問題をそのままにせず、自力で解けるようになるまで繰り返すことが、すべての土台になります。
「学校のワーク、ちゃんとやってる?」という一言が、受験勉強の第一歩を後押しすることになります。
それぞれの学年に応じた悩みがありますが、共通して大切なのは
「分からないままにしないこと」
「やり直す姿勢」
「自分で取り組もうとする意志」
です。
私たちも塾内での声かけやサポートを大切にしていますが、ご家庭でのひとことや雰囲気づくりが、子どもたちにとって大きな安心感となります。
今後とも、保護者の皆様と連携しながら、お子様の成長をしっかりと支えてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。