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希望塾

[2025年7月21日]

日本は大丈夫か

どうもどうも塾長の鈴木です♪

ι(´Д`υ)アツィーですが皆様方いかがお過ごしでしょうか・・・



さて、先日

近隣の中学校では、学校ワークを期限どおりに提出しない生徒が目立つと耳にしました。

もちろん「自己責任でしょ」と済ませられるかもしれませんが、その油断は社会に出た瞬間、容赦なく跳ね返ってきます。


進捗報告を半日遅らせて重要プロジェクトを外された若手や

研修レポートの提出が遅れて希望部署への配属を逃した新人

等の例を、人事担当の知人たちは数々口をそろえて挙げていきます。

社会では誰も「まだですか」と催促はしてくれません。


時間とルールを自分で守れる人だけが、次のチャンスを託されるのです。


視線を国外に移すと、中国の学生の勤勉さが際立ちます。以前上海の進学校を視察した際、早朝六時には教室が満席で、提出物は前夜に完成、自分の弱点を整理して先生の質問に備える姿に圧倒されました。


その徹底ぶりは数字にも表れています。


現在、東京大学の学生総数29,956人のうち中国籍は3,486人、割合にして11・6%です。


もし日本の生徒が提出物を後回しにする習慣を改めず、むしろ加速するようなら


「日本はなくなるぞ」


と危機感を抱かざるを得ません。


では、提出物を出さないまま大人になったら、どんな人生が待っているのでしょうか。


運よく入社しても、社内では「報告・連絡・相談」が遅れ、評価面談では昇進候補から外される。


結果として年収は同期より低いまま推移、当然に重要な案件は任されず、転職市場でも「信用できない」という烙印がつき、非正規雇用や短期契約を転々とするリスクが高まるかもしれません。


家計が不安定になれば、住宅ローンや教育費を思い描いた通りに組めず、将来設計そのものが揺らぎます。


つまり提出を後回しにする癖一つが、人生の選択肢を静かに、しかし確実に奪っていくのです。


さらに30年後を数字で眺めると、国の推計では総人口が2053年に9,924万人へ減少し、65歳以上の割合は2055年に41%へ達します。


働き手となる15〜64歳人口はピーク時の半分以下に落ち込みます。


「学力低下」



「少子化」


が重なれば、東京大学をはじめ最難関大学が「ほぼ外国人で占められる」光景も現実味を帯び、産業競争力は急速に失われるでしょう。


裏を返せば、いま教室でワークを期日どおり提出し、解き直しを重ねる習慣を身につけた人こそが、将来の日本を支える貴重な戦力になります!


提出物はただの宿題ではなく、未来をつくる小さな投資です。


そして声を大にして言いたい。先生もしっかりしてください! 

学校の先生方こそ提出状況を見える化し、締切の意義を丁寧に伝えチェック体制を工夫してください。


私たち大人が率先して手本を示し、締切厳守の文化を共有してこそ、生徒も自然と背筋を伸ばします。

2055年を明るいものにできるかどうかは、落語でも何でもなく

「今日の一枚のワークをどう扱うか!」

にかかっているのです。