[2025年11月11日]
どうもどうも塾長の鈴木です♪
さて、最近心のどこかで違和感を覚えることがあります。
それは「子どもたちの学び方が変わってきた」ということです。
昔なら当たり前にできていたことが、今はなかなか続かない。
そんな場面が増えてきました。
たしかに、時代は変わりました。
提出物を出さない生徒。
字が乱れていて、計算や割合、漢字の読みも苦手とする子。
ご家庭でも多忙で学習の習慣づけが難しくなり
「準備をする大切さ」を知らないまま中学生になる子も増えました。
かつて当たり前だった
「自分でやる力」が
どこかで置き去りにされている・・・・そんな気がします。
そのままだと、努力の仕方を知らないまま大人になってしまいます。
勉強だけでなく、提出物を出さない、字を雑に書く、間違いを直さないという姿勢は
自分の行動に責任を持つ力が育っていないということです。
このままでは、社会に出ても
「言われなければ動けない」
「期限を守れない」
「ミスを放置してごまかす」
といった行動につながっていきかねません。
やがては、「自分は運が悪い」「努力しても無駄だ」と思い込み、
挑戦する意欲を失ってしまうかもしれません。
裏を返せば
今この時期に提出物をきちんと出す、字を丁寧に書く
間違いを直すといった基本を積み重ねていけば
責任感・継続力・やり抜く力が確実に育っていくはずです。
勉強の目的は、点数を上げることだけではありません。
「自分の力で未来を切り開ける人になること」です。
だから私は、塾生に何度でも伝えます。
自分でやりなさい。
丸付けまでやりなさい。
字をきれいに書きなさい。
それは、勉強のためだけではなく
生き方の練習だからです。
心で向き合う塾でありたいと思う今日この頃でありました。