[2025年12月28日]
どうもどうも塾長の鈴木です♪
さて
令和9年度埼玉県公立高等学校入学者選抜における各高等学校の選抜実施内容(暫定版)(現中2生)
が昨日公表されました。
今回の制度変更で最大のポイントは、全校全学科で面接が必須になることです。
これまでも、学校の判断で面接を実施することは可能でしたが、難関校や人気校ではほとんど行われていませんでした。
令和8年度入試でも、面接を実施するのは40校あまりにとどまっています。
一方令和9年度入試では、全校が面接を行わなければなりません。
そうなると
学力検査重視の学校は、面接の配点をできるだけ低く設定します。
実際、面接の配点は最少が30点、次が60点という設定が多く
学力検査5教科500点と比べると、上位校ではあくまで補足的な位置づけであることが分かります。
例えば、浦和、浦和第一女子、大宮、川越、川越女子、越谷北、所沢北、不動岡、蕨、川口北などは
「集団面接」で
配点は最少の「30点」です。
市立浦和、春日部、浦和西は
「個人面接」ですが、やはり配点は30点です。
これらの学校は、従来どおり学力検査を重視した選抜を行う姿勢がはっきりしています。
しかしながら今回の入試では
面接が事実上「新しいアピールの場」になる学校もあるようです。
令和9年度入試では
「調査書から部活動や資格に関する記載欄がなくなります」
ゆえに、これまで調査書で評価されていた部活動の実績や資格は
点数として直接は反映されなくなります。
しかしながら、部活動や資格で強みを持つ受験生が、それを武器にしたいと考えたい。
そこで重要になるのが
受験生が事前に提出する「自己評価資料」と
それを基にに行われる「面接」です。
特色選抜を使えば、面接に学校独自の高い配点を設定することができます。
具体的には、上尾の普通科では「個人面接」を行い
第1次選抜では60点ですが、第2次選抜では800点中120点
商業科では920点中240点と、面接の比重が一気に高くなります。
もちろん、面接は実績だけで点が決まるものではありません。
しかしながら、アピールできる材料を持ち、それをきちんと説明できる受験生にとっては、これまで以上に評価される余地が広がったことは間違いありません。
特色検査については、新たに導入した学校は1校のみで、三郷北が作文(小論文)を課しています。
芸術系や体育・スポーツ系の学科は、これまで通り実技を特色検査として継続します。
そしてもう一つの大きな変化が
「傾斜配点」です。
特色選抜では、普通科でも特定教科の配点を高く設定できるようになりました。
熊谷女子等のいくつかの上位校では傾斜配点が設定されており
学校選択問題と組み合わさることで、得点差がこれまで以上に広がる可能性があります。
新設の大宮科学技術でも、数学と理科に傾斜配点が設定されています。
今回の情報は、発表されたばかりの暫定版ですが
これからの埼玉県公立高校入試は
・「学力検査だけで勝負する学校」
・「面接」や「特色選抜」を活用して
「生徒の個性や意欲を見る学校」
と2分化されていくと感じています。
希望塾では、制度の変化に振り回されるのではなく今まで通り
どの選抜方式にも対応できる力を育てることを大切にしていきます。
学校ワークを丁寧に仕上げること
分からない問題をそのままにしないこと
そして
自分の取り組みを言葉で説明できるようにすること
この本来当たり前にやることが
令和9年度入試では、より一層意味を持つようになります。
焦って新しいことをやらなければ!ではなく
「日々凡事徹底!」
当たり前のことを当たり前にやり続ける!
決して難しいことではありません。
今後も新しい情報が出次第、整理してお伝えしていきます。
保護者の皆さまと一緒に、塾生さんたちの進路を冷静に、着実に考えていければと思います。