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希望塾

[2026年2月6日]

明後日の選挙をどう考えるか

どうもどうも塾長の鈴木です♪


明後日は総選挙と国民審査。


今日はこの話題について


「塾長が個人的に」考えていることを。


さて


物価高対策と言われてから、もう1年以上が経ちました。


ガソリン補助、電気・ガス補助。


確かに助かっている面はありますが


正直なところ「これで将来が良くなるのか?」と聞かれれば


答えに詰まります。



今の日本が直面している問題は、単なる物価高ではありません。


少子高齢化、人口減少、賃金が上がらない構造


ここに歯止めがかからない限り、補助金をどれだけ積み上げても根本は変わらないと思います。


振り返ると、派遣や非正規雇用を広げてきた時代がありました。


規制緩和、小さな政府、市場に任せるという考え方です。


効率は上がったかもしれませんが、結果として賃金は伸びず


若い世代が結婚や出産を考えにくい社会になりました



この路線が


今の少子化の土台を作ってしまった面は否定できないと思います。



一方で


今の政治は小さな政府かと言えば、そうでもありません。


補助金、給付金、防衛費、子育て支援。


財政支出はむしろ大きくなっています。


しかしながら


その多くが場当たり的で


社会の構造を変えるところまで踏み込めていない



その結果


税も負担も増えるのに、生活は楽にならないという感覚


が広がっています。



今の日本の状態を一言で言えば


スタグフレーションに近い(そのものではない)と思います。


景気が良くなっている実感はないのに、物価だけが上がる。


しかもその理由は、賃金上昇ではなく、円安やエネルギー高といった外からの要因が中心です。


これが一番しんどいインフレです。


いわゆる


「コストプッシュ型インフレ」というものです。



また「財源がないからできない」と言われますが


日本の国債は円建てです。


中央銀行(日銀)がその自国通貨を発行できる国で


国債の償還そのものが不可能になることはありません。


(ちなみにギリシャはユーロを発券できません)



もちろん、無制限にお金を刷ればいい話ではありません。


インフレは抑制する必要があります。



ただ、ハイパーインフレのように物価が130倍とか


何百倍にもなるような状況は、戦争や通貨崩壊が起きた国の話です。



日本の条件とは大きく違います。



重要なのは


インフレを管理しながら、何にお金を使うかです。


少子化対策、子育て支援、教育、若い世代の可処分所得を増やすこと。


ここに痛みを伴ってでも大胆に財政を使い


インフレが強まれば調整する。


まずは需要を喚起することです。



何もしないで時間だけが過ぎ


人口が減ってから慌てる方が


よほど大きなリスクだと思います。



「財源が・・・」と言っている限り


未来は良くなりません。


その発言こそ「将来世代へツケを回している」


のとイコールと感じます。




これは勉強と同じです。


どこかで何とかしなきゃとわかっている苦手単元を避け続ける


後で必ず詰みます。


もちろん私もあります。


「後回し・・・」という名の呪縛・・・(^-^;


しかし


しんどくても、早く向き合った方が結果的に楽になります



明後日の総選挙と国民審査は


「今」を少し楽にする選択なのか?


「将来」のために覚悟を持つ選択なのか?


それを一人ひとりが考える機会だと思います。



塾として、特定の答えを押しつけることはしません。


ただ、噂や雰囲気に流されず、何が本質なのかを考えて欲しい。


それは、勉強と同じくらい大切な力です。


先日の予想模試でも大きな政府、小さな政府の問題が出題されていたこともあり記してみました。


この日記が、ニュースを少し立ち止まって考えるきっかけとなれば嬉しいです。