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希望塾

[2026年3月19日]

「わからないところは聞きなさい」の落とし穴

どうもどうも塾長の鈴木です♪


本日は桜の開花宣言もありあたたかい!


しかし花粉症の方には辛い日ですよね・・・



さて


本日は「わからないところは質問して教えてもらいなさい」


という考え方について、少し大切なお話をさせていただきます。



「個別指導なので質問しやすく安心です」


「わからないところは教えてもらいなさい」


・・・云々といったお話を耳にすることがあります。



このお気持ちはとてもよく分かります。


わからないままにしないこと


質問できる環境がある



ことはとても大切です。



しかしながら長年プレイングマネージャーとして


現場で生徒さんたちを見ていると


やはり少し気になる場面があります。



授業では「わかった」と言っていたのに


家に帰ると手が止まる

次の週にはまた同じ問題で止まる

テストになると何も書けない


こうした様子が見られることがあります。



もし思い当たる場面がありましたら


僭越ながら少しだけこの先を読んでいただければと思います。




それでは


なぜこのようなことが起きるのでしょうか?


それは


「質問できること」と「成績が上がること」


「分かった」と「自分一人で解ける」



必ずしも一致しないからです。



すぐに質問できる環境にいることで


自分で考える前に聞いてしまう


説明を聞いて安心してしまう



先生に聞いてその問題の答えが合ってればいいや


という「その場を乗り切ればいいや!」という状態になってしまう


生徒さんも多いのです。



そして一番大きな落とし穴は、


教えてもらったことで


「できるようになった」と錯覚してしまう
ことです。



教えてもらっているときは「わかった」と思います。


しかしそれは、まだ支えがある状態です。



テストでは先生はいません。


自分一人で思い出し、考え、解く必要があります。


つまり本当に大切なのは



質問して理解することだけではなく


そのあと自分で解けるようになったか



なのです。



ここまでいって初めて、点数につながります。



実際に伸びていく生徒さんは



実は


すぐに質問せず、まず自分で考えます

また


教えてもらったあとにもう一度解く


できるまで繰り返す



こうした取り組みを大切にしているのです


これは学校の先生や塾の先生であれば全員ご存知かと思います。



また、「やる気」についても少し触れさせてください。


やる気は、最初からあるものというより


できなかった問題が解けるようになった!


もう一回やったらできた!!


そのような経験の中で少しずつ生まれてくることが


多いと感じています。



当塾では


集団授業で理解をつくり


その後の演習で「自分で解けるか」を確認する形をとっています。


もちろんすべての生徒さんが必ず伸びるわけではありません。
(そうなることを目標にしておりますが)



最終的に大きな差になるのは



できるまでやりきったかどうか


間違えた問題に向き合ったかどうか

そして何より


「できるようになりたい!」という気持ちです。



私たちは、そのための環境と関わりを整えていますが


もちろん完璧ではありません。


それをどう活かすかは


私たちの努力、目配り、気配りも欠かせませんが


お子様一人ひとりの「ご家庭での」取り組みによる部分も


大きいと感じています。



実際、成績上位者の多くの保護者さんは口をそろえて


「家で夜遅くまでやっています」


とおっしゃります。




「わからないところは質問して教えてもらう」


ということは大切です。



ただ、それだけで安心してしまうのではなく


そのあと一人で解けるようになっているかどうか


この視点を持っていただけると


お子様の学習は大きく変わっていきます。



ご家庭でも


「質問できた?」ではなく


「分からなかった問題一人で解けるようになった?」


この一言をかけていただけると


取り組みが変わることがあります。


少しの意識の違いが、大きな結果の違いにつながっていくのです。