[2026年4月4日]
どうもどうも塾長の鈴木です♪
本日は生憎雨。
桜があまり散らなければ良いのですが・・・
さて、イラン問題について・・・
決して煽るつもりはありませんが
事実ベースで記します。
鵜呑みにする必要はありません。
ゆえにファクトチェックは各自行って頂けると幸いです。
3月末ニュースでは「日本には原油備蓄日数は244日分ある」と言われていました。
この数字だけを見ると、かなり長くもつように感じます。
しかし、ここには大きな注意点があります。
それは、計算の分母が違うことです。
IEA基準は日本の実際の1日平均使用量をそのまま分母にしているわけではなく
おおよそ1日180万バレル前後をもとに日数を出す考え方です。
したがって
政府発表の「244日分」は
私たちが普通に思い浮かべる「日本が1日に消費している原油全体」を分母にした数字ではありません。
244日分と聞けば、多くの人は「日本の実際の使用量で割って計算した結果それだけもつのだろう」と受け取っているはずです。
けれども実際には、そうではありません。
日本が実際1日に回している原油の規模は300万〜311万バレル前後のようです。
しかも、備蓄されているのは主に原油です。
原油はそのまま私たちが使えるわけではなく
製油所で精製されて初めてガソリン、軽油、灯油、ナフサなどの石油製品になります。
さらに今回は、追加放出分まで含めて考えなければなりません。
その分もすべて差し引いて
残った原油備蓄を実感に近い1日300万〜311万バレルで計算すると
「残りは約116〜120日分ほど」になります。
今日は4月4日です。
ここから116日なら7月29日ごろ、
120日なら8月2日ごろです。
つまり、このまま十分な補充が進まず
今の状態が続くのであれば
現実に近い計算では7月末から8月初めごろまでの備蓄がある
という見方になります。
まとめると
政府・マスコミは「原油備蓄日数は244日分」と言います。
しかし、その数字は私たちが普通に考える1日平均使用量を分母にしたものではありません。
そのため、実際よりもかなり余裕があるように見えてしまっています。
よって「244日分ある」という言葉だけで安心するのではなく
その数字が何を分母にして出されているのかを
きちんと見る必要があるのです。