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きらめき進学ゼミ

[2017年1月18日]

比叡山中学校の入試状況

img1 今日は比叡山中学校のA日程、B日程の合格発表日でした。
昨年までの入試と大きく異なる点は、募集定員が120名から80名に減ったことです。
将来の中学校の高校キャンパスへの移転のステップと少子化に備えての対応ということ。
また、膳所、石山などの県立高校の進学校へ、比叡山高校からの難関大学進学への足固め。
そのような理由で、募集定員の変更がありました。

ここ数年は120名の定員に対して入学者数は9割位でした。
今年は募集定員が減った分、例年の出願者数の平均に対して8割強程度と出願者数も減っています。
ただ、募集定員が120名から80名、つまり3分の2になったことは大きく、募集定員を大幅に上回る出願者数であったということです。
昨年までは、出願者数に対する合格者数の割合は専願受験の場合で9割程度、実質倍率で1.1倍程度でした。
これが、今回は同様に専願受験の場合で8割程度、実質倍率で1.24倍程度になっています。
進学色が強くなった分、入学試験でのボーダーラインは上がっていると予想されます。

例年ならば、募集定員に余裕があったので、自然とC日程の流れになっていましたが、今年からは、C日程が実施されるかどうかは県立中学校や京都私学などの併願受験者の入学手続きの状況によると考えられます。