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きらめき進学ゼミ

[2017年9月12日]

まもなくしたらランチルームが完成ですよ(^^♪

img1 雨模様の火曜日。
朝から、学習塾対象の入試説明会へ。
今日は、比叡山中学・高等学校。
校長先生は東京の会議へ出張中とのことで、副校長先生のお話からスタート。
いきなり、先行きが不透明な話題からでした(@_@)
滋賀県の高校1年生の生徒数が、これから4年間で1000人減少。
この数は、大きな高校だと2つ、小さな高校だと4つが無くなる数ですね。
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滋賀県の県立高校は全県一区の学区制度になってから、大津、湖南エリアの高校へ全県からの生徒が集中するようになりました。
大きな影響を受けているのが、虎姫や八日市など湖北、湖東の進学校と各地のローカル校。
それとは逆に、今春、特に生徒数が増えたのが、県内私立高校。
比叡山、近江兄弟社、光泉などで、定員を大幅に上回る結果となっています。
理由は単純。
これらの私立高校は第一志望を県立高校とする生徒にとって、併願校として人気の高い高校です。
膳所、石山、東大津、大津、草津東などの県立の高倍率の人気校を受験する生徒が、安定した実績のある私立の併願校の合格切符を手にして、県立高校にチャレンジする。
この流れがくっきりとしてきたということでしょう。
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比叡山の説明会は、京都の私立高校と違って、いい意味で淡々と、営業カラーのない雰囲気ですね。
大手の模擬テストでどれくらいの偏差値であれば、合格内定ですよ、という企業が大学生を青田買いするようなセールスはありません。
合格の目安は、1類がオール3、2類が3と4が半々くらいからオール4くらい、3類は内申合計40くらいですよ、という大ざっぱなもので、あとは、当日の入試結果。
今春の中学入試は定員が80名になった最初の年で、受験生にとっては厳しい入試となりました。
比叡山中学校の先生の説明では、学力下位層が残念な結果となりました、とのことです。
また、同様のことが比叡山高校でも起きていて、1類専願29名、1類併願49名の不合格者が出ています。
つまり、学力重視の方向へ舵取りをされているということですね。
だから、地元だから、というようなことは何もなく、実力勝負の入試です。
比叡山中学校、比叡山高校を目指す受験生のみなさんは、余裕をもって受験できるように、受験学年になる前から、地道な勉強を積み重ねていきましょう。
怠けずにコツコツと努力すればちゃんと合格できるはずですから♪
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