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きらめき進学ゼミ

[2018年1月28日]

書くことで英語の力もついていきますよ♪

img1 冬空の続く毎日。
寒気がまだ陣取っているようで、今週も寒そうです。
来週は高校入試がラッシュの週。
おだやかな天気になりますように。
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さあ、1月も最終週。
一足先に進路が決まった小学6年生の受験組のみなさんは、中学入学準備コースの授業へ。
昨日の英語は新しく習う英単語や英文を学習しました。
小学校では「書く英語」をやらないから、みなさん、英語を書くことが新鮮なようで、熱心に取り組んでくれています。
いわゆる4技能、listening、speaking、reading、writing、聞く、話す、読む、書くが重要視されるようになってきました。
英検、英語検定もそれを意識した内容に変更されて、以前までは小学生でも比較的取得しやすかった3級も敷居が高くなってきています。
たとえば、3級では筆記試験の解答時間がこれまでの40分から50分になり、長くなりました。
そして、その筆記試験に自由英作文の英作文問題が加わっています。
それにより、今までの語句整序問題、つまり並べ替えの問題がなくなりました。
したがって、しっかりと書ける英語が求められるようになっているということです。
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英語については、このあと、小学校での英語の教科化が起こります。
4月からは、次の中学校の教科書改訂の行われる2021年に備えて、新小学5年生、6年生が移行措置期間に入ります。
教科化すると単純に何が起こるのかと言えば、中学1年生と2年生の一部の内容が小学5年生から6年生の英語に降りてくることになり、中学3年生のときには高校1年生の一部の内容までを学習するようになります。
国、文科省は、突っ走りますよ、というメッセージですね。
国際社会、世界経済では中国はもう先を走り、インドやブラジル、メキシコ、東南アジア諸国など新興国が勢いを増してくる。
ガンバレ、日本、と応援している場合じゃなくて、頑張ろう、日本という時代になってきている。
お役人と自治体、学校現場には大きなずれがあっても、走らなければならない。
教育の力は国の力と言われても、現状でも英語を苦手とする子どもたちが増えてきているのに…。
そのようなことも意識されているのか、どうやら、新しい小学校英語もやはり、activity主体の英語のようで、学力差のつきやすい書く英語は中学へ先送りのようです…。
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