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きらめき進学ゼミ

[2018年8月1日]

今日の論説文もよかった♪

img1 今日もセミ、せみ、蝉♪♪♪
暑い夏がより暑く感じます。
でも、鳴いていないと、ちょっと寂しい。
夏だから、蝉たちには思う存分鳴いてほしいですね。
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さて、新聞。
全国紙は「学テ 下位底上げ進む」、経済紙は「学力の地域差縮小」の見出し。
ついでに、全国紙の滋賀版「全科目 5年連続下回る」の見出し。
「方策不十分 差が広がる」の小見出し。
詳しい内容は、文科省のホームページ、新聞などでご確認ください。
さあ、全国最下位、どうするのですか、ということになります。
まず、順位をつけると最下位は出てくる。
それをどのように受け止めて、どのように対応するか。
ここが重要です。
滋賀県、ずっと、最下位グループと言われ続けてきて、子どもたちも大人たちも学校、教育委員会など行政も、あきらめモードに入っていないだろうか、と思いますね。
子どもたちは教育を受ける方だから、大人たち、教育をする方に問題があるわけです。
最近は、子どもたちは開き直ってきてしまった。
「どうせ、がんばっても最下位だから」などとなっていやしないか。
このすねた姿勢は悪循環してしまう。
そのように思わせないように姿勢を直すのが一番大事なことだと思います。
大人、教育する側がその姿勢を直すカギを握っていて、奮起するかしないかの舵取り責任をもっています。
舵を取るものがちゃんと方向を見失わないで舵取りをしたら、羅針盤を壊したようなことになりません。
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最近の全国の公立高校の国語の入試問題で増えているのが論説文。
鷲田清一さんなどの作品、人生哲学の題材が多いです。
入試の本番になって、そのような内容の題材を持ってこられても、と思いますが、ちゃんと伝えようとしている人たちはいて、それを伝える書物もある。
あとは、機会がないだけでしょうか。
たとえば、塾でできることの一つが、そのような題材を取り入れた国語の授業。
今日の中学3年生が取り組んだ題材は、森博嗣さんの「自分探しと楽しさについて」と加藤秀俊さんの「暮らしの思想」。
子どもたちは論説文に堅苦しい印象を持っていますが、そこはかみ砕いて、子どもたちが受け入れやすいようにと工夫しながら授業をしています。
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