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きらめき進学ゼミ

[2018年9月23日]

おはぎの次は月見団子(^^♪

img1 朝から晴れていい天気…でしたが、午後からしばらくしたら曇ってきました。
天気図を見ると、前線が日本列島の南の方にありますね。
低気圧が移動し、列島付近に停滞前線が見られます。
明日からの天気は、また曇り模様でしょうか。
十五夜まで少し、今夜の月は…、晴れてくれるかな♪
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さて、今日も朝から、中学3年生の「土日特訓」。
国語からスタート。
「説明的文章」を一通り終えて、昨日からは「文学的文章」。
本日の文章は、杉江由次さんの「サッカーデイズ」より。
いきなり直球ストレートのウルっとするような内容でしたね。
まあ、そこらあたり、文学的文章ですから(^^♪
雷おこしや草加せんべいをバリバリするような説明文や論説文の類ではありません。
おはぎや月見団子を味わうように、じわっと、甘く溶けていくようなのが小説でしょうね。
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昨日の豊島ミホさんの「入道雲が消えないように」もよかった。
重松清さんの「おとうと」もよかったですね。
重松さんの作品は、オジサンが読むとタイムスリップしたような感覚になりますが、子どもたちが読むと登場人物になったような感覚になるでしょうから、ちょうどよいでしょうね。
今の子どもたちは忙しいから、本を読む、このような作品に触れるということがなかなかできないように思います。
国語の力は、本を読むことでついていくところもありますが、本選びも、その機会さえも遠のいているような感じがします。
塾の国語の授業は、読み取る力、まとめる力、書く力など、入試に対応する力をつけていくことですから、本を楽しむというところからはズレてきます。
しかし、本を読むことさえ少なくなっているとするなら、塾の国語の勉強は得点力をつけるという実戦力に加えて、本に関心を持つきっかけのひとつにもなるのでは、と考えながら授業を進めています。
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