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きらめき進学ゼミ

[2018年11月27日]

金色の小さき鳥♪

img1 絶好調の晴れ(^^♪
まだまだ冬にはなりませんよ、という天気。
ポカポカ暖かいです。
イチョウの木も葉が落ちて、黄色の絨毯ですね。
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昨夜は、ニュースのあとの時論公論、ニュース解説番組を見ていたら、学校の先生は大変だ、働き方改革、どうなのよ、という内容でしたね。
先生という仕事は、工場で機械を動かして何かを作るような仕事ではないですから、タイムカードを押して…さあ、始まり、はい、終わり…というわけにはいきません。
研究室に閉じこもって何かを研究する…子育てを忘れて研究に没頭、チキンラーメンの萬平さんみたいに仕事をする…わけでもありません。
良い授業、よい教材、よいテスト、行き届いた指導…、完璧を目指していたら、眠っている時間は無くなってしまいます。
子どもたちが登校する前に学校へ来て、その日の準備、授業、昼食時の食事指導もありますか…、部活…。
授業の合間は、休憩時間ではなくて、授業準備、ワークやノートなどの提出物の点検、テストの採点など、そこに、生徒、家庭との連絡帳の点検、記入など。
そして、それらは、生徒が帰った後の放課後にもやらなければ片付かないでしょうね。
放課後は、部活の指導がある場合も。
一日の勤務時間は、11時間オーバーらしいです。
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同じ公務員でも警察官や消防士などは交替勤務がある場合もありますから、似たような状況だと思いますが、教育サービスというのは限りがないから、どこで仕事を切り上げたらいいのか、何を切り捨てたらいいのか、自分で決めなければなりません。
それが、根本です。
しかし、どこかで、区切りはつけないところがまだまだあるでしょうね。
部活の実技指導を専門家に依頼、単純な事務作業を業務委託するなど、現場の様子は変わりつつあるようです。
あと、時論公論で話題になっていたのは、学習指導要領や大学入試改革の影響。
ゆとり教育、総合学習…、そこから、学力格差を広げるような教育改革へと移行してしまい、現場での指導は複雑困難な状態でしょう。
文科省や教育委員会などからも指導が入る中、学校の先生たちは頑張っているわけです。
私教育、塾はその点、自由に羽が伸ばせる環境ですから、学校ではできないこと、こういう学校があればいいのに、というような夢を描きながら、指導していけますから幸運です。
学校の先生にお願いすることがあるとするならば、教科指導も大切ですが、人生哲学など子どもたちに語ってやってもらえたら、身近な大人の役割のひとつとなるのでは、と思います。
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