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きらめき進学ゼミ

[2018年12月16日]

ピンチはチャンスなのです(^^♪

img1 晴れていたかなあ、と思ったら、しだいに冬空。
午後からしばらくしたら、雨。
毎日、冬の雨が続いて、寒くなっていきます。
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朝から中学3年生の土日特訓。
国語の読解問題、昨日は外山滋比古「考えるとはどういうことか」より、今日は広中平祐「学問の発見」より。
岩手県と宮崎県の入試問題から。
外山滋比古さんの書物、文章、好きです。
高校生の時、担任だったかな、英語の先生が、よく外山さんの本を読みなさい、と薦めてくれました。
他の人の作品もあったのかもしれませんが、板書された外山さんの名前は強く心に残っています。
当時は、書名が辛口だったから、あえて読もうなどという気がしなかったので、もっと手に取りやすい書名や作家のものを読んでいたように思います。
今にして思えば、そのころにちゃんと読んでおいた方がよかったのだろうなあ、と思いますね( ´艸`)
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全国の入試問題を見ると、哲学、論説文の類が人気なのでしょうか。
年々、増えているように思います。
例の教育改革の流れにものっているのでしょうね。
入試の本番の時に、わざわざこのような内容のものをもってきて、問いかけてくれなくてもいいのに、と思うのですが、入試問題というものは目指す理想から逆算した試金石のような組み立てになっているということですか。
つまり、こういう内容、考え方が理解できることがのぞましい、ということでしょう。
今日の広中さんの文章は、じっくりと中学生にも味わってほしいと思うものでした。
興味深かったのは、学ぶことにおいての「発見」と「創造」について、仏教用語の「因縁」を用いて説明されていたところです。
「順縁」と「逆縁」を挙げて、人生における、ピンチはチャンス、という場面が創造、成功への道の分岐点であることを示されていました。
国語の力をつけたい、と考える子どもたち、お母さん、お父さんにおすすめしたいのは、国語の入試問題を解くことです。
範囲が決められた中間テストや期末テストなどの勉強にはあまり役には立ちませんが、長期的に国語力をつけるという点では、一番いいですね。
出来るならば、そういった目的の講座、コースを設けるのがいいのですが、漢方薬のようなところもあるのか、なかなか伝わりにくいようで…、希望されるみなさんは、ぜひ(^^♪
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