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きらめき進学ゼミ

[2019年5月6日]

英語の実力を試すためであって、入試のためのものではないハズ。

img1 連休最終日、今日も晴れて良い天気です。
移動中にサイクリングの男性グループと交差点で遭遇。
こちらは右折、グループは直進で、当然、通過が終わるまで見送るわけなのですが、先頭の2人ほどの人が、まず手を挙げて、今から横断しますよ、どうも、と。
そして、グループの最後の2人ほどが、また、手を挙げて、全員通過、どうも、と。
さわやかでございました。
連休が明けて、今週末から「全国交通安全週間」です。
さきほどのように、さわやかな毎日が続きますように♪
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さて、朝刊、全国紙、読売新聞から。
「英語民間試験 11校見送り」本紙まとめ 国立大、共通テストで。
2021年1月に始まる「大学入学共通テスト」で導入される英語の民間試験について、国立大の全82校のうち東京大や京都大など11校が、各校の2次試験の出願時に成績提出を必須としないことが、読売新聞のまとめで分かった。
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感想その1、使わない、または、成績提出を必須としない(3校+8校)…北海道、東北、東京、東京医科歯科、一橋、名古屋、京都、奈良女子など。
これらの見送った大学の多くは旧帝大クラスの難関国公立大であるから、民間試験を利用するまでのことはないだろう。
その2、成績提出を出願資格とする大学(23校)…帯広畜産、旭川医科、お茶の水女子、東京外国語、東京海洋、金沢、滋賀、滋賀医科、大阪、神戸、岡山、九州など。
これらも旧帝大クラスの難関国公立や医科大などが多いから、こちらも民間試験を利用するまでもないだろう。
また、出願資格を国際基準「CEFR」で最低の「A1(英検3級程度=中学卒業レベル)以上にとどめて受験生に門戸を広げようとする大学も見られる。
その3、成績に応じて加点(25校)…北海道教育、筑波、大阪教育、兵庫教育、広島など。
これらは教育系の大学に多く見られるから、民間試験で高いレベルをもつ教員志望者を取ることを意識しているのだろう。
その4、民間試験の結果が反映されるのは、高3の4月〜12月の民間試験に限定されるため、試験勉強と受験勉強が重なる。
また、高1と高2で受験した合格級は大学入学共通テストには反映されない。
その5、いずれの民間試験も受験料が高い。
英検は比較的安い方だがTOEFLなどは高い(5,800円〜約25,000円)。
その6、田舎では民間試験の会場がないから、都会まで受験に行かなくてはならない。
その7、一方、私立大に多く見られるAO入試や推薦入試では、民間試験の合格級をそのまま合否判定に利用することが増えるのではないか。
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