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きらめき進学ゼミ

[2019年10月30日]

スポーツも勉強も体幹を鍛えなければならないのです。

img1 朝から晴れていい天気でしたが、午後からしばらくして曇ってきました。
フレンドマートに寄って、カゴメのソースとケチャップを…、と売り場に行ったら、ウスターソースがラスイチ、最後の一本、トンカツソースがあと4本。
すいません、お先にウスターソース1本とトンカツソース1本をかごの中に。
そして、本命のケチャップ…、ありません。
品出しをしていた女性に、100円のトマトケチャップありますか、と。
一緒に見て回ってもらいましたが、あはは、売れ切れでしたね。
その女性曰く、ソース類の特売はすぐに売り切れますから、と。
なるほど、クッキングオジサン、主婦の皆様方に習い、まだまだ修行が必要です。
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一昨日、昨日に続いて、今度は、週刊エコノミストから。
特集は「5Gのウソ・ホント」でしたが、興味関心は二の次。
本命は、「エコノミストリポート」…迷走する英語入試、「4技能重視」は誤解と利権の産物、グローバル人材は掛け声倒れに…大学入試の目玉の英語民間試験に対し、高校・大学の教育現場から異論が噴出している。制度改革の「理念」は果たして正しいのか…、筆者は阿部公彦(東京大学文学部教授)。
……第一に注目すべきは「実用英語」へのこだわりの迷走だ。英語教育について「受験英語はだめ。もっと実用的な英語を」と言われだしたのは1970年代。……「文法訳読」を駆逐し、「オーラル」と「コミュニケーション」の旗を振り続けた結果、生徒の基礎力は明らかに落ちたというのが、現場の実感だ。……そもそも「しゃべれない」とは具体的にどんな状況なのだろう。……原因は簡単だ。音が聞き取れないことと、語句の知識が乏しいことだ。……つまり、個々の「実用的な状況」に応じた単語や熟語をすべて学校英語で教えるのは無理なのだ。真の「実用への対応」は、学校英語で基礎を身につけたあとにやると考えればいい。……学校で習い、大学入試で問われるのはそれ以前の体幹部分。そこに枝葉を生やせるのは本人だけだ。……ビジネスでほんとうに必要なのはどんな英語だろう。……そうした場面で必要とされる複雑な内容の英語を読み解く力を支えるのは、基礎となる文法や構文の知識だ。そこをないがしろにしたら、とてもではないが、グローバル人材など育たないと強調したい。
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ストレートの剛速球がストライクゾーンのど真ん中へビシッと決まった感じですね。
塾の現場で普段思っていることと同じようなことが筋道を立てて文章化されていて、やはり現場の人びとが考えていることは同じなのかと思いました。
今、塾の現場で起こっている…たぶん、全国のあちこちの塾でも…英語がわからないからと塾に通い始めるという現象は、中1の秋ごろから始まり、遅い場合は中3の夏から追い込まれてどうにかしなければ、というタイミングまで続いていきます。
この先、小学校の5年生、6年生で英語を教科として学び始めると、この現象が前送りされるのではないかと、心配されています。
まず、学校の教科書に沿った学習は中間テストや期末テストなどがある限り、通知票、内申点、調査書への流れとなるので、やるべき学習内容から外せません。
次に、その場限りの英単語ではなく、英語として覚えるべき単語、中学高校とつながる文法など、系統だった学習を進めていくことが十分に満たせているのかどうか。
それが今、必要な対応策、解決策だと思います。
個々に対応していくのが塾ですから、型にはめたように給食のようにもいきませんので、どのように目指していくのか、というところをご家庭と共有できるのが塾の一番の姿であろうと考えています。
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