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きらめき進学ゼミ

[2019年11月3日]

どうして、今、このタイミングで…他にやるべきことがあるはず!

img1 久しぶりに曇り空、したがって、やや寒いですか。
中学3年生は、朝から模擬テスト、今回は比叡山高校が会場。
塾で実施も出来るけれど、大きな試験会場で受ける方が入試本番の手ごたえを感じられていいだろうから。
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さて、受験生関連情報。
県立高校の募集定員が発表されました。
詳しくは、滋賀県教育委員会のHPをご覧ください。
…余談だけれど、仕組みが変わったのか、どうもHPからの情報が調べにくい。
ちゃんと調べたら分かるのだろうけれど、ちょっと、カーテンがかかっているような感じ。
以前の方が見やすかったですぅぅぅ…。
で、肝心なところ、来年度の募集定員は、膳所、石山、東大津、水口東、河瀬、八幡がそれぞれ40名減で、40名×6校=240名の減。
来春の中学校卒業予定者数は1万3747人で、今春と比べると260人減少。
つまり、生徒数減がそのまま先ほどの高校の募集定員減になっているわけです。
どうして、膳所、石山、東大津なの、またまた、よりによって今年なの、ヽ(`Д´)ノプンプン。
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これと似たような状況のことが、ありました。
そう、大津学区という壁が取り払われ、全県一区になるとき。
ちょうど、県教委からの説明が今は無くなった県庁前の滋賀会館で行われたので、さて、どうなのよ、と話を聞きに行ったのですが、会場のお母様方からは、今、なぜ、どうしてなの、という質問の嵐でした。
その後、全県一区になってからは、東は近江八幡あたりから、南は水口あたりからも膳所、石山などを受験する生徒が増えて、以前よりもワンランクアップの実力が要求されるようになりました。
当然、そのころから中学卒業予定者数の減少はあったわけです。
その時に、募集定員が減ったのは中間層から下位層の高校です。
つまり、その間、膳所、石山などの上位層の高校の募集定員はずっと減らなかった。
その頃たまたま、県立高校の元校長先生にお話を伺う機会があったのですが、減らせない…、と。
何でだろう、とその時は思いましたが、今思えば先ほどの大津学区の壁を取り払った際の補償期間のようなものだったのでしょうか。
ここ数年、膳所、石山、東大津などの倍率は、大津高校の強烈な倍率と比べると、ピーク時よりも少し落ち着いた数字になっていました。
今後の中学卒業予定者数の減少を考えたときに、県教委としては、今のタイミングだと判断したのでしょうか。
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