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きらめき進学ゼミ

[2020年1月9日]

低負荷の問題、つまり、基礎基本で得点することが重要です。

img1 昨日よりは良い天気。
しかし、天気予報、天気図を見ていると、ちゃんと西高東低の気圧配置。
冬ですよ、ということですね。
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そのようなこともあってか、最近、帰宅してから室外に野鳥の声を聞くのです。
どこから聞こえるのかな、と窓を開けたりしたら、鳥も驚くだろうと、そんな野暮なことはしていませんが、どうやら、エアコンの室外機の陰かどこかの風の当たらないところにでも隠れているのでしょう。
ちなみに、その付近に、小松菜など野菜を植えたプランターも置いてあるから、野鳥クンとしては、いざとなったら食べようか、という態勢かもしれません。
まあ、可愛らしい鳴き声なので、冬の寒さの避難所はそっとしておきましょう。
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さあ、今日は日吉中、3年生、実力テストでしたね。
できたー、テスト問題見ますか、と生徒に声をかけられたので、見せて、と。
社会が難しかったらしい。
生徒一人ひとり、それぞれの教科に対する感想は違うと思いますが、確かにパッと見、そのような感じ。
国語も同じような印象を受けましたね。
お父様、お母様方も、一度、テスト問題をご覧になられてはいかがでしょうか。
昔のことなので、何がどう変わったか、ということまではなかなか感じられないと思います。
一言でいうと、情報量が多い!
つまり、問題文が長い、そこに、図や表、イラストなどビジュアルな情報も混入。
あちらこちらから引用してきた情報のちゃんこ鍋、色とりどりの情報のサラダボウル、まあ、そのような感じですね。
これが、最近の高校入試問題、とくに公立高校、滋賀県の県立高校の入試問題の傾向です。
生徒諸君が、テスト問題を手にすると、まず、その情報量に圧倒されてしまい、どこから手をつけたらいいのですか、ということになってしまう。
ズバリ、ちょっと意地悪な入試問題になってきました。
しかも、記述問題、論述問題が多くなってきているので、生徒諸君にとっては、さあ、どう答えを書くのですか、という感じでしょうか。
このマルチタスクの入試問題にどう対処するのか。
確かに受験テクニックのようなものはありますが、基本は問題文をよく読む。
これに尽きると思います。
そのためにも、ふだんから、この情報の荒波に耐えるだけの読むスピードと読む力を鍛えていくトレーニングを欠かさないこと、そして、情報の取捨選択、シングルタスクに。
これが、とても大切な勉強習慣なのです。
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