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きらめき進学ゼミ

[2020年2月2日]

母語の確立が大切だとは思いますが…。

img1 よく晴れた日曜日、午後から少し曇りがち。
あっという間に1月が過ぎて、2月になりました。
節分、そして、立春。
春はすぐそこ、受験生、がんばりましょう。
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昨夜はご送迎のお母様とプチ相談、ローマ字について。
小学国語、3年生でローマ字が登場します。
このローマ字は、日本人、小学生が覚えて、それを使いやすいようになっています。
いわゆる「訓令式」というもので、五十音にしたがってできていてわかりやすいため、国語表記の時に使われるものです。
まあ、あえて使い分けするとするならば、国語の時に使うローマ字ですね。
それとあわせて「ヘボン式」のローマ字も3年生の教科書には載っています。
ヘボンさんが編み出したもので、英語の発音に近い表記です。
だから、英語を学んだお母様方にとっては、「訓令式」のローマ字を、そのまま英語のように発音すると、少し変な感じがするところがありますが、ヘボン式のローマ字はそのような違和感がなく、いったいどちらを覚えたらいいのですか、ということになってしまいます。
ご安心ください、小学3年生の国語のローマ字のテストでは、どちらで書いても正解となるはずです。
それはそれでいいとして、どちらを覚えるべきなのですか、ということになると、どちらも覚えておく方がいいでしょうか。
駅名などでいろいろな表記を目にすることがありますから。
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なぜ、3年生の国語でローマ字を、ということなのですが、なんと、3年生の前半にローマ字を学習し、後半にはそれを活用しようということで、コンピュータのローマ字入力を学習することになっています。
まもなくすると、生徒一人ひとりにパソコンやタブレットを、ということが小学校や中学校の現場で現実になりますから、ローマ字を使いこなせるようにしておくといいですね。
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