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きらめき進学ゼミ

[2021年10月5日]

残暑。

img1 真夏日ですか、という気温。
お昼前の天気予報、このあと週明けまでは晴れ模様。
大津30℃という気温、那覇の31℃とそれほど変わらない。
南国にいるような火曜日です♪
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朝読書、「乱読のセレンディピティ」外山滋比古、扶桑社文庫。
読んだかもしれないと思ったけれど買って、積読(つんどく)していた本から先週に。
外山さんの本のことを知ったのは高校生の時。
多分、売れ筋の新書だったかもしれない。
担任、英語の先生が何度も黒板に書名と著者を書いて、読みなさい、と。
「知的創造のヒント」。
後から思ったけど、その時に読んでおけばよかったのだろう。
外山さんの本のタイトルは気難しい印象を受けるけれど、読み始めたら脳の中を裸にしてつぶやいているようで、なんか身近に感じます。
「乱読のセレンディピティ」、風のように本を読みなさい、と。
「セレンディピティ」は全国の公立高校の国語の入試問題でも何度か使われていますね。
まあ、それが頭に残っていて、なんとなく買っていたのかも。
中学生の国語や英語にもちょっぴり関わるかもしれないなと思ったので、「乱読の〜」から以下一部引用。
……あるときぼんやり考えていて、「あした」ということばに”朝”と”明日”の二つの意味のあることに興味をいだいた。なぜ、今日の朝でなくて、明日になるのか。……似たようなことは「ゆうべ」でも見られる。ゆうべは夕べ、夕方のことであるとともに昨夜のことも指す。今夜と昨夜が同じことばであらわされているのはおかしいではないか。……おもしろいことに、英語でも、そっくりのことが見られる。しかも、いっそうはっきりした形で表れているのを見つけた。”今夜”のto-nightに対して”今朝”のことをto-morrowとは言わない。to-morrowは”明日”のことになる(morrowは朝の意)。to-nightは今夜でto-morrowが今朝ならいいがそうではなく、明日になってしまうのはなぜだろうか。……一日は、きょう(to-day)(dayはひるの意)、to-night(夜)、to-morrow(朝)で一日をなしていたのである。ひるに始まり、ひるに終わる一日である(to-というのは名詞の第三格を示し、名詞を副詞化するもので、それ自体の意味はない)。つまり、一日はひる下がり夕べから始まり、朝を経て、ひるで終わるのが一日であった。おそらく太陰暦の考えであろう。……
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さて、先発組の中学校の中間テストが終了。
次は今月後半にほとんどの中学校で中間テストです。
来週にはテスト範囲も分かるかな。
今勉強していることがそのままテスト勉強にもなると思って励んでください。
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