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きらめき進学ゼミ

[2021年10月31日]

一休みには、散歩がいいかも。

img1 よく晴れていい天気の日曜日。
ぽかぽか陽気♪
散歩と日向ぼっこにもってこい。
朝から選挙公報カーが巡回。
そして、ハロウィン。
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朝読書、「考える方法」〜中学生からの大学講義2〜ちくまプリマ―新書。
背表紙から引用…世の中には、言葉で表現できないことや明確に答えられない問題がたくさんある。簡単に結論に飛びつかないために、考える達人たちが、物事を解きほぐすことの豊かさを伝える。…
「〈私〉が存在することの意味」/永井均(哲学者)、「それは、本当に『科学』なの?」/池内了(宇宙物理学者)、「アメリカ・インディアンは何を考えてきたか?」/管啓次郎(詩人・比較文学者)、「なぜ、人を殺してはいけないのか?」/萱野稔人(哲学者)、「ジェンダー研究のすすめ」/上野千鶴子(社会学者)、「社会とは何だろう――入門一歩前の社会学」/若林幹夫(社会学者)、「言葉について」/古井由吉(小説家)。
読後感…いきなり哲学の永井さんから直球ど真ん中をズンと受ける始まり。読み始めると読み続けることをためらうかもしれないけれど、このトンネルを抜けることに意味があるのだと思います。そのあと、池内さん、管さんからは生活の話題などが取り込まれていて思考が進むかなあ。このシリーズ第一巻「何のために『学ぶ』のか」から読み始めるのもおススメ。
古井さんのところから以下一部引用。
……親から子へ、あるいは年寄りから若い人へ、そういう受け渡しがなかなか難しい時代だとしたら、いったい何に頼ればいいのでしょう?――古めかしい技法だけれど、それはやっぱり本を読むことではないでしょうか。……たとえば、皆さんが夏目漱石の本を読むとする。正直なところ、読んでいる間はもうちんぷんかんぷんだと思う(笑)。使われる熟語の違いだけでなく、語り口調だって、今の時代とはおよそ遠い口調ですよね。でも、読んでいるうちに「あ、こういう口調で話してたんだな」「こんな言葉の使い方をしていたんだな」と感じることはたくさん出てくるはず。そういう感じ方の積み重ねから、いわゆる言語感覚というものが磨かれていくんです。……
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さて、明日から11月。
受験生はいよいよ本格的に受験勉強へと向かう時期になってきました。
まず、何が大切かというと志望理由、動機。
やみくもに勉強を進めるよりも、なぜ、受験するのか、どうしてその学校なのか。
それをしっかりと頭に入れて足元を固めて進めていくこと。
コツコツと地道に一歩一歩前進、一休みしたら、また進み始めよう。
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