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きらめき進学ゼミ

[2022年2月4日]

約3ではあかんの?

img1 お昼過ぎまで晴れていたけれど、しばらくして曇り。
ドアから、窓から、冬の風が入ってきます、寒気、換気。
このあと週末、グンと冷え込むらしい。
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昨夜は、「レキデリ」という中学生向きと思われるショート番組を。
歴史についての疑問をリモートのデリバリーサービスで、という構成。
テーマは「明治政府の目指したものとは」。
コンパクトながら、要点がくっきり。
なかなか良い番組でした。
多分、for school経由で視聴できるのでは。
番組予告によると、次回は岩倉使節団と共にアメリカに渡った津田梅子ストーリーだろうか。
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昨日は小学5年生の算数、多角形と円。
円周率についての質問を受けました。
3.141592653589793238462643383279…だから、小数第3位を四捨五入して約3.14として計算します。
そうすると、約3ではあかんの、と。
ナイス質問ですね♪
平成のゆとり教育のどん底の時は、マジに円周率3でいっていましたから。
その後、経済界から、ゆとり教育、それではあかんやろ、といろいろと注文が入ってきて今になっていますけど。
円については小学3年生で学習し始めますから、その時点で使うのならば円周率3でもいいかもしれません。
もし、円周率とは、と実際に円周を計って直径で割ると整数にはならないわけで、3年生の教科書では、その後、小数が登場、足し算と引き算まで進み、4年生、5年生と小数のかけ算と割り算を学習して、やっと円周率3.14を使いこなすことが出来るようになっていきます。
本題の、なんで円周率は3ではあかんのかは、正多角形と円を書いていく中で子どもたち自らが導いていくというのが小学校での授業の流れのだいご味なのだと思います。
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