パソコン版を見る

きらめき進学ゼミ

[2022年7月6日]

Crest→Bright→Actの出願パターンで、と。

img1 先週は、真夏、という猛暑でしたが、台風4号…温帯低気圧が通過して普通の夏に戻ってきました。
でも、そこは夏、暑いです。
水分補給とエアコンで。
img2
お昼過ぎから比叡山高校へ。
学習塾対象の入試説明会。
まず、今回の変更点から。
1. 受験型…第1志望をCrestコースとする場合、第2志望をBrightコース、 第3志望をActコースとする出願パターンを設定。
2. 奨学金制度…授業料保護者負担額の半額を1年間給付とする種別を追加。併願受験者で優秀な成績で試験に合格し、公立の入試を待たずに入学を誓約した者。
img3
では、復習と予習を。今春の募集、今の高1からコースが改変。
今までの3類と2類SコースをまとめてCrestコース、2類RコースをBrightコース、1類コースをActコースとしてスタートしました。
3類は理系コースで部活は不可だったところをリセット、2類Sコースと合流した形ですが、この3類のイメージが強く、今春の入試ではそれを避けてBrightコースに受験生が流れた模様です。
結果、当初の予定よりBrightコースが膨らんだクラス編成になっています。
また、指定校推薦を狙うために、評定(成績)を意識してBrightコースを選択したケースも多くみられるようです。
学校の意図するところが受験生と保護者に確実に伝わらなかったこと、また、受けとめる側の情報不足と古い認識が働いてしまっているのが課題だと考えられます。
今までとの決定的な相違点は、学習指導要領に伴う変化。
小学校が2年前、中学校が1年前、そして、高校がこの4月から。
教科書や学習内容が難しくなったことは当然ですが、勘違いが起きやすいのは相対評価が絶対評価に変わった点。
比較対象のある成績の付け方ではないため、形として見えるものが評価されるわけで、ズバリ、点数、提出物、出席、見える化されたものが見られているわけです。
今日の説明会では、「今までは3〜4つの学校だったものが、1つの学校の4つのコースになりました」、「指定校推薦を考えるなら総合成績から見てCrestから考えてください」と話されていました。
したがって、指定校推薦を狙うため、といった作戦は思いの外、通用しないことになります。
今年の募集では併願受験者の戻りが多かったために定員をオーバーしているので、次の入試のラインはややアップになる気配です。
img4