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きらめき進学ゼミ

[2022年7月25日]

夏休みが始まったところですが、田んぼは秋の入り口へ♪

img1 朝からよく晴れていい天気。
青空、夏空、綿雲が一つ二つ三つ四つ五つ…。
そして、稲穂が顔を出してきましたよ♪
夏から秋の入り口へ。
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夏期講習進行中。
小学生はサマーチャレンジ、中学生はサマートライアル、Challenge100。
日程、時間帯、学習内容などが個別にプログラムできるので好評。
一人ひとりがそれぞれの課題、目標に向かって勉強してくれています。
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では、夏休み特集。
算数の文章題から。
「たろうさんの家の田んぼでは、今年は去年より15%多い1035kgのお米がとれました。去年は何kgのお米がとれましたか。」
レベルとしては基礎、基本、標準、応用、発展と区分けすれば応用レベルにあたるでしょうか。
比叡山中や附属中の入試問題に出てくる感じですね。
この例題では、1文目の読み取りがちゃんとできるかどうか。
国語力が問われます。
文を分けていくと次のようになります。
? 今年はお米がとれました。
? 今年は1035kgのお米がとれました。
? 今年は去年より15%多いお米がとれました。
? 今年は去年より15%多い1035kgのお米がとれました。
ここで頭を悩ますのが「今年は去年より15%多い1035kg」のところ。
?と?を合わせたことで、判断すべき情報が「今年」「は」「去年」「より」「15%」「多い」「1035kg」となり、頭の中がちゃんこ鍋状態になります。
受けとめ方によっては「今年は去年の15%にあたる1035kgのお米がとれました。」と勘違いして読み取ってしまうかもしれません。
まあ、この割合のところは様々なパターンの問題が出てくるので混乱しやすいところでもあります。
ポイントは図を書いて考える時に?と?を分割すること。
また、「より」という格助詞も「比較の基準を示す」、「限定を表す」、「起点を示す」など読み取りを複雑にしてしまうところがあります。
問題文に「撚り」をかけるようにねじれた表現として受け止めかねない結果にもなりやすいですよね。
ここでおすすめポイント♪
文章題と作文と読み取りはやればやるほど好きになって得意にもなっていきますから、まずやってみて(^^♪
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