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きらめき進学ゼミ

[2022年12月7日]

大雪。

img1 晴れたり曇ったりの水曜日。
西高東低の気圧配置で冬の天気。
雲画像では北西の季節風の筋がはっきりと。
二十四節気、暦の上では「大雪」、寒くなってきました。
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冬の読書、最近読んだ本から。
「日本の伸びしろ」悲観を成長に変える思考力/出口治明/文春新書1380/2022.10.20.
勢いが出て元気の生まれるいい本だった。
グチグチブツブツとぼやくのではなく行動しなさいな。
そういうところ、出口さんならでは。
企業のトップから立命館アジア太平洋大学(APU)学長に。
グローバルな視点からの歴史関係の著作物が多いかな。
以前何冊か読みましたが明快な切り口で分かりやすいです。
脳卒中で倒れられた後、リハビリで復職。
その時のことも書かれていて、たくましさがあればやっていけるのだなあ、と思いました。
人生の先輩ですね。
「一点突破」の視点がいくつか示されていて、一人ひとりが日本人としていかに先を見ていくのか、という立場に置かれているのだなと実感。
後半、移民、留学生に関係する内容から本書の内容を一部、引っ張ってくると…。
APUで、TOEICの成績が一年間で160点もアップした日本人の大学生がいて学内表彰。出口学長が「どうして、こんなに頑張れたんや」と尋ねたら、理由はとても単純。留学生の外国人の女性が好きになって付き合い始めたけれど、英語が下手でコミュニケーションがうまくいかず、そのうちに留学生の男性に彼女をとられてしまった。「これからは英語が出来ないとおいしい人生がおくれない」と気づいて、必死に英語を頑張った。勉強には強い動機が必要だという好例です。…と、語り口も関西弁で。
話しかけるような文体で、中学生や高校生にも読み込める内容だから、ぜひ♪
以下、前帯から引用…。
3つの突破口で企業も社会も元気になる!
一番深刻な問題は、人口問題でも、デフレでもない。
「何をやってもよくならない」という悲観です。
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さあ、まもなく今年も終わり新しい年へ。
学年も次へと進みます。
春は今から始まっている、と考えると、勉強も計画もやるべきことが見えてくるのでは。
目の前のことから始めていってください。
いざ♪
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