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きらめき進学ゼミ

[2023年6月1日]

夢の卵、か。

img1 再び前線が北上して雨降りですね。
台風2号の影響もありますか。
数字の6を書くように風が吹きこんできます。
ひらがなの「し」をイメージしてもらってもいいでしょう。
「し」を書くように湿った空気が列島に押し寄せてくる感じ。
ちょっと大雨になりそうですよ。
警戒(@ ̄□ ̄@;)!!
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昨日は叡中3年生がステップテストに向けての勉強を。
中2理科の学習範囲、「天気」のところに取り組んでいました。
指定の教材は「新研究」。
受験教材として安定した人気の定番。
毎年upgradeされるので、最新の高校入試問題も掲載されています。
その、実際の全国の公立高校の入試問題のところからの質問でした。
「明け方とは何ですか」と。
おそらく、分からなかったのではなく確認したかったのだろうと思います。
横軸が右に進む時間軸、左の縦軸が気温、右の縦軸が湿度と気圧で、横軸の時間軸の下には時間の流れに沿って風向、風力、天気を示す天気図記号。
つまり、「明け方」というはっきりと決めかねない言葉とグラフの数値との間の戸惑いだったのだろうと思います。
しっくりとこなかったんでしょうね。
さあ、説明、どうしようか、と。
小学理科で気象と天体は一通り学習しますから、「明け方」についてはまあ一度通っている。
中1社会、地理の最初のところでは「緯度」の学習で地軸の傾きや季節の変化を学びます。
次は中2国語、「枕草子」/清少納言…春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、少しあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。/春は明け方、しだいに白くなっていく山ぎわが少し明るくなって、紫がかった雲が細くたなびいている(のは趣がある)。
そして、中2理科「天気」。
最後が中3理科「天体」、季節による太陽の日周運動の変化。
金星の動きと見え方、「明けの明星」/明け方、東の空に見える。
そのようなことで、ホワイトボードに季節による太陽の日周運動の変化の例の図を書いて、問題のグラフの読み取り方について説明しました。
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疑問が勉強の始まり。
最近の朝読書からの一冊。
「13歳からのサイエンス」理系の時代に必要な力をどうつけるか/緑慎也/ポプラ新書233/2023.1.10.
表紙カバー表から引用…科学コンテストの受賞者8名にみる誰もやっていないことに挑戦する力…。
表紙カバー裏から引用…曾祖父のために新聞の字を拡大できるアプリを開発したプログラミング好きの高校生、数百万する装置を3万円で手作りし「火星の水」を研究した定時制高校の科学部…。
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