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きらめき進学ゼミ

[2023年9月7日]

高校は文化祭でした♪

img1 朝から比叡山中学校の学習塾対象の入試説明会へ。
比叡山高等学校の入試説明会は7月にあって、それとは別に今回、9月は中学校。
一緒でもいいのに、というか、以前は同時にされていたのですが。
まあ、別の方が開催される側も参加する方も目的がはっきりとして分かりやすいでしょうね。
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「中高一貫校」と「併設校」。
前者は中高6年間の一貫教育で大学進学に的を絞った学習指導が行われます。
たとえば、中学3年生では高校1年生の学習をして2年生までに高校の学習内容を終え、高校3年生になると、丸々一年間を大学受験のための授業、指導が進められていく。
後者は中学3年間と高校3年間はふつうの公立の中学高校と同じように教育課程がくっきりと分かれます。
比叡山中学校はこの後者の方です。
併設校として比叡山高等学校への内部進学の制度があり、それを利用することが出来ます。
また、膳所、石山など県立高校を第一志望として受験予定、その前に比叡山高校を併願校として受験することもできます。
つまり、普通の公立中学校からの受験とあまり変わらないですが、比叡山中学校から比叡山高等学校への内部進学は外部からの受験よりも優遇されます。
あとは、私立ならではの熱心な学習指導。
学習課程は早く速い、学習内容は深い、宿題は多い、テストは全国標準レベル、成績順位、補習、など、公立中とは大きく違ってきます。
外部受験も前提なので、なんとなく石山高校、膳所高校へという感覚ではなく、本気でいきますよ、という構え方。
それから、比叡山高等学校へ内部進学した時の大学進学へ向けての土台作り。
まあ、いわゆる学習習慣ですね。
いくら大学全入時代になったとはいえ、希望する大学に入ろうとすればそれなりの準備が必要なわけです。
推薦入試のスタイルでも、やはり勉強、学力は見られるわけですから、大事なその部分はちゃんと力をつけていかなければならない。
国公立大進学や難関私立大を目指すなら早い段階からの学習への取り組み方も計画的に進めていく必要がある。
だからこそ、中学3年間で自学自習の姿勢が整っていくように指導されているのだと思います。
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変更点は一隅入試の書類審査の為に必要だった小学校への調査書依頼がなくなりました。
5年生学年末と6年生前期の通知票(あゆみ)のコピーの提出で大丈夫。
小学校を通す必要が無くなり、一隅入試資格審査の手続きが容易になりました。
通知票の観点別の評価を数値化して判断されるので、より細かく審査が進む模様です。
10月のチャレンジテストでの高得点は、この一隅審査の加点対象になるのでぜひトライしてみてください。
あと、募集定員の関係から、新規募集のC2日程の入試を想定。
小論文40分と個人面接。
実施されるかどうかはわかりませんが、日程的に県立中学校や京都私学の発表後にもなります。
比叡山中を受験しようかどうか悩んでいて、A日程の出願に間に合わなかった場合のラストチャンス。
入試内容を考えると、国語力に自信があれば対応できるのでは。
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