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きらめき進学ゼミ

[2023年9月25日]

「プレテスト」や「チャレンジテスト」を受けてみましょう。

img1 もう、秋晴れと言っていいかな。
筋のある雲などうっすらと。
ただし、気温は30℃。
日差しを浴びると暑いです。
そして、日の沈む方角はかなり南寄り。
秋から冬へと向かいつつありますか。
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10月、11月。
私立中学校では小学6年生の受験生対象のプレテストなどが行われます。
たとえば、光泉カトリック中学校では「プレテスト」、比叡山中学校では「チャレンジテスト」など。
一般的に中高一貫校と呼ばれるのは、中高と続いて学習カリキュラムが立てられて進級していくものです。
これとは少し違い、中学校と高等学校では普通の公立中学校と公立高校の関係のように学習カリキュラムが分かれている併設校型があります。
光泉中と比叡山中は後者の併設校型。
したがって、比叡山中など、膳所や石山などの県立進学校や他校へ進む生徒が一定数います。
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京都の私立中などでよくある「プレテスト」と同じタイプのものが光泉中の「プレテスト」。
志望する中学校の入試出題傾向に沿ったテストで、予行演習に近いイメージ。
そのテストを受けると、結果と共に入試判定基準に準じた成績表が返却されます。
いわゆる合否の目安、参考となるようなものです。
「優秀な成績です。ぜひ、本校を受験してください。」、「基礎基本は大丈夫です。応用レベルにも取り組んでいってください」、「あと一歩の実力です。教科書内容の理解を確実にしていきましょう」というようなコメント付きでしょうか。
生徒募集において私立中ならではの受験者を勧誘していく流れです。
一方、比叡山中の「チャレンジテスト」はそのようなものではなく、実際の入試問題の傾向に沿ったものでもありません。
一般的な学力テスト、まさにチャレンジテストです。
……中学入試というのは小学校で受けるテストとは違うものですよ。入試問題のそっくりテストではありませんが、小学校で学習したことがいろいろと問われます。そのつもりで、受験に向ってください。……
そのような印象を受けます。
ただし、成績優秀な場合は、一隅入試の選考において加点ポイントになります。
中学入試は1月に入ってすぐなので、それぞれの中学校で行われるこのようなテストをうまく利用して入試に向っていって下さい。
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