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きらめき進学ゼミ

[2023年10月1日]

「滋賀特色選抜模試」を実施。

img1 昨夜は夜更けから雨が降り始めてよく降りました。
明け方は一気に冷え込みましたか。
今日は時折晴れ。
秋風が吹いてきて、ちょっと涼しいですか。
田んぼのあぜのヒガンバナ。
周りの草と共にすっかりと刈られていました。
全国的にカメムシが異常に発生しているらしいです。
そういうこともあるから、草刈りですね。
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午後から、中学3年生の模擬テスト。
「滋賀特色選抜模試」です。
その名前の通り、滋賀県の県立高校の特色選抜入試に向けての模擬テスト。
まあ、そっくり模試です。
ただし、この特色選抜入試の問題は高校別の問題。
受験校別なのです。
昔、つまり、初年度の特色選抜入試は各高校が問題作成し判定するといったものでしたが、問題の構成や難易度など、かなり高校の色が出ていました。
それでは、ということで、方向性がもう少しくっきりと分かりやすいものに、ということになり、ベースとなるものを県が作成して、それを各高校が色づけしていく形になっています。
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この特色入試というもの。
初年度が始まる前に、いったいどういうものなのか、と気になって全国都道府県の高校入試について調べたら、あるじゃない。
なんと、隣の岐阜県は滋賀県よりも先発でこの入試を行っていて、なるほど、こういった流れなんだな、と受け止めた記憶があります。
2回入試のチャンスがあるということで、機会だけでとらえると国公立大学の前期日程と後期日程のイメージに近いものだと思いますが、大学入試はちょっと違うでしょうね。
滋賀県の場合、2月の特色選抜入試で定員の3割程度がきまり、残りを3月の一般入試で取るということになります。
おおよその目安として、特色選抜入試で合格するためには、3月の一般入試で受ける高校のワンランク上を越えるレベルが必要です。
結果的には、入学者の上位3割が特色で決まっているという感じなのだと思いますが。
特色選抜入試の試験科目は、国語と社会と英語の文系科目が融合した「総合1」、数学と理科の理系科目が融合した「総合2」、論説文などを題材とした「小論文」。
対策は、3月の一般入試を受ける前提で学習を進めていく中で、教科横断型の2月の特色選抜入試を受けるといった感覚でいくのが自然です。
1月に2月初旬の比叡山高校等の県内私立高校の対策と膳所、石山、東大津などの特色選抜に向けての対策をする。
大きな流れは3月に向けてであり、その途中に2月の入試が入り込むイメージ。
特色で受かれば、そのあとは、ほっこりとせずに高校に向けての予習を進めてください。
のんびりとしていたら、ゴールに勢いよく走り込んできた3月組に追い抜かれますから。
そのようなことで、今日、「特色選抜模試」にチャレンジしてもらったわけですが、そのねらいは、ちゃんと目の前のターゲットに向けて自分を追い込んでいく姿勢を整えていくこと。
粘り強く。
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