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きらめき進学ゼミ

[2023年12月27日]

冬空の水曜日。

img1 どんよりと曇り空の水曜日。
冬らしい天気のような。
やはり、日差しが届かないと気温も低めで寒いです。
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昨夜は中学1年生からの質問。
目で見て覚えたらいいのでしょうか、と。
直球ストレート、ズドンという感じで受け止めましたが。
はい、とも、いいえ、とも。
覚えることについて、いろいろと話しましたけど。
まあ、人は忘れる。
昨日食べたものを言ってみてください、など、よく例に出されますけど、はたして…。
エビングハウスの忘却曲線というやつをいつかどこかで学んだりすると思います。
大概のことは一週間もすれば忘れてしまう。
嫌なことや面白くないことは一晩眠れば、そんなことも薄まり、数日あれば、そんなことがありましたか、というようなことで。
それとは反対に、楽しかったこと、うれしかったことなどHappyなことはなかなか頭の中から消えていかない。
うまい具合にヒトの脳は設計されているのですよね。
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目で見て覚えるというのは、そうだと言えばそうでしょうね。
ネットの時代でもあるし、ハウツー勉強本の中には、そのようなことも方法論として提示されているのだろうと思います。
たとえば教科書を前にして、まず目で読む、音読する、大事だと思うところに線を引く、ノートにまとめる。
中2理科、感覚器官の活躍です。
学校のワークやドリル、塾の教材で確認問題、練習問題、応用問題、発展問題、実戦入試問題などと取り組んでいくのは、脳の情報処理がうまくいっているのかを自分で、あるいは外から点検するためです。
繰り返し似たような問題をやっていくことで、その情報が自分にとっては重要なものと印をつけて保存されていき、何度もその情報が引き出されると、よく引き出されるところに置かれる。
まあ、スマホのホーム画面に検索上位が勝手に出てくるようなことが自分の頭の中、身体でおこっているということなのでしょう。
LINEやメール、ニュースの着信音は自然音とは異なるわけで、おそらく様々な目覚まし時計がかなりの頻度で鳴っているようなもの。
自分で起動したものではないから、集中が妨げられて作業が中断する。
部活、スポーツの運動の流れを想像してみると、まず、運動するための準備から始まる。
ウエアに着替える、用具をそろえる、準備運動をする。
基本練習をする、部分練習をする、練習試合をする。
整理運動をする、用具を片付ける、着替える。
こんな感じでしょうか。
これを勉強で再現する。
部活の最中に、練習に関係がないことは入ってこないだろうし、入れてしまうと練習にならない。
スマホの類もそんなものだと思います。
うまく自分をコントロールしていく。
これが中学生からの勉強の仕方です。
さあ♪
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