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きらめき進学ゼミ

[2024年1月28日]

おいしいところが最後にある場合がありますよ、漢字とか。

img1 晴れのち曇りの日曜日。
寒波も一段落して、うっすらと白くなっていた山も普段の姿に。
春へと進んでいますか。
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秋からの読書は平安時代を。
まあ、ドラマ関連からですけど。
昨日の「紫式部と藤原道長」/倉本一宏/は脚本とは別のところからどうなんだろうと手に取りました。
その前に読んだのが「源氏物語入門」/高木和子/岩波ジュニア新書974/2023.9.20.
源氏物語に関する本は限りなくあるのでしょうが、タイトルの「入門」と岩波ジュニア新書から、というところで読んでみようと。
高木さんが研究者になるきっかけも書かれていて、源氏物語を身近に感じてくる本ですね。
倉本さんの本には源氏物語を書くために必要な紙が高価であった点が取り上げられていました。
こちらでは『紫式部日記』にふれて、貴重な墨や筆が藤原道長から提供されていたことも記されています。
テレビもスマホもなかった時代、書物が果たしたことは今以上だったのでしょうね。
『源氏物語』は高校の古典の教科書にも出てくるので、中学生や高校生が勉強するときの入り口としてもおすすめの本です。
入り込みやすいなあ、と思った点がいくつか。
古文と現代語訳もあわせたコラムが親しみやすい。
人物紹介、人物関係図、年立(物語世界の年表)など、資料が充実。
研究者でもある塚崎さんのイラストが見事。
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朝から冬期講習。
今日も中学3年生が近づく高校入試に向けての勉強です。
個別スタイルで目的別に取り組んでくれています。
入試直前のお役立ち情報♪
まあ、問題にあたるときのコツですね。
入試ではいきなり始めるのではなくて、まず、最初から最後までをさっと見渡してから、全体がどんな感じなのかを知り、大まかな時間配分の見当もつける。
たとえば、最後の方に漢字や語句の問題、作文などがある。
時間切れで書けなかった、というのが良くない例です。
素材文は後ろの方に題名や著者と語彙の注釈などがあるので、そこを確認してから本文を読むと内容理解が進みます。
図表はタイトルや数値に注意すること。
問題文に条件が示されていることがあるので、線を引いたりぐるりと囲ったりして、見落とさないようにする。
以上、主だった注意点をあげておきました。
チャイムが鳴ったら、焦る気持ちを落ち着かせるために、一呼吸おいてからスタートするのもいいですよ。
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