パソコン版を見る

きらめき進学ゼミ

[2024年2月1日]

入試が終わったら、次に向けてのスタートのために一息ついて♪

img1 西高東低の気圧配置で北風。
まだまだ冬の木曜日。
暦の上ではまもなく春。
少しずつ近づいていますか。
img2
2月1日。
県内私立高校入試。
このあと、来週半ばは県立高校の特色選抜入試と推薦選抜入試。
そして、週末は京都の私立高校。
一か月後の3月初めが県立高校の一般選抜入試。
入試が続きます。
img3
現在の中学1年生が3年生になる年から県立高校の入試制度が変更。
前期日程に当たる特色選抜入試と推薦選抜入試が後ろにずれて、後期日程に当たる3月の一般選抜入試が前にずれてきます。
2つに分かれている日程が2月下旬の連日2日間に設定される模様。
これに加えて、5教科入試が必須になってきます。
現行の5教科入試が1日程、学校別の選抜入試が1日程のイメージでしょうか。
5教科入試が専願、学校別の選抜入試との併願ができるということなので、入試の機会については減ることはなさそうです。
理由はいろいろと考えられますが、5教科入試が必須なので、要は勉強してもらおう、ということなのだろうと思います。
ひとつは早く進路が確定すると、残りの中学校生活、とくに学習面が個別バラバラになりがちになってしまう。
消化試合のようなことになったら、その先の高校生活が始まるまでに学習意欲が低くならないか。
高校入学後の学習面では、特色選抜で早く進路が決まった生徒を3月入試で決まった生徒があとから追い越すようなこともある。
高等学校は義務教育ではないので、自らが学ぶ姿勢が必要。
高校入学後はオリエンテーションで単位取得についての説明もありますが、受け身ではダメですよ、というメッセージを高校で初めての定期考査で知ることになる場合もある。
学習面を抜きにして楽しい高校生活を描くことは難しく、義務教育の中学校生活よりも勉強の仕方のレベルアップが必要でしょうか。
教えてもらうという姿勢から学び取るという姿勢へ変わるステップの場としても、この入試制度の変更が影響してくるのだと思います。
中学生も高校生も勉強することが自分を伸ばすと思って取り組んでいくのがいいのでは。
img4