[2024年3月7日]
曇り時々晴れかな。
まだまだちょっと寒いですね。
冬の延長戦。
県立高校入試、一般選抜。
昨日でした。
入試問題はどうだったのか。
無くなってよかった点。
ひとつは太郎さん花子さん問題。
先生と太郎さんと花子さんが資料をもとに問題解決に向かう展開。
別にそのような物語にしなくてもよかったのだろうに、全国の公立高校の入試問題でも流行っていたから。
あわせて、資料や図表の嵐。
情報の渦に巻き込まれて、そして飲み込まれてしまいそうな問題構成。
これも、全国でよく見られたパターン。
そこから記述論述一色のようなところが薄まってきた。
ただし、教科のバラツキがありませんか。
社会や英語は記号選択が目につくのに対して、理科や国語はそれが少ない。
比較的オーソドックスだったのが数学。
まあ、そのような印象を受けました。
ゆとり教育から一気に逆ブレの今の教科書と学習内容とレベル。
学力の二極分解。
そこをちゃんと見よう。
入試問題を見て、なんとなくその風は感じます。
はちきれんばかりの情報量は、受け手側はまず見た目でスルーしてしまう。
でも、しっかりと勉強してきましたか、というところは見たい。
その工夫と配慮が出ている感じもします。
なかなか難しい匙加減。
漂うことなく舵を取ってください。