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きらめき進学ゼミ

[2024年6月9日]

そろそろ雨の季節かな。

img1 昨日は夜更けから雨。
そして、雨が上がったかな、という日曜日。
でも、みなさん、傘はお持ちです。
午後からも、ポツリ、あら、ポツリ、という感じ。
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オジサンの読書、読み終えたところの本から。
「だからあれほど言ったのに」/内田樹/(うちだ・たつる)/マガジンハウス新書022/2024.3.28.
新書案内で、あっ、内田さんの本だ、と取り寄せて、しばらく積読本(笑)
しばらくしてから、書店の新書コーナーでランクインしていましたけど。
やっぱり売れているのか、と改めて( ´∀` )
週間AERAで姜尚中さんと交互にコラムの連載。
浜矩子さんや東浩紀さんなどコラムニストと共に。
この本、いろいろな所に掲載されたコラムを再構成されたもののよう。
始めは、世の中のことなどから、まあ、ズバッと。
若者たち、読んでいいのか、と思ったりしますが、ネットの世界…マジックボックスのようなところもあるから入り込みませんけどね、浅瀬でジャブジャブ水浴びするくらいで…に比べたら、どうってことないか。
前半が世の中の有り様、後半が生き方、といったところだろうか。
鷲田清一さんのことを内輪では愛情をこめて「わっしー」とも呼ぶことがあるらしいが、なるほど内田さんらしいなあ、と感じた。
哲学者、鷲田さんの文章は中学生の教科書にも載っているので、青少年は読んだことがあるかもしれない。
また、内田さんの文章は、どこだったかの県立高校特色選抜入試の小論文の素材文として登場していたと思う。
青少年と周りの大人にもおすすめの一冊。
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昨日、中学3年生がステップテストのテスト勉強をしているときに、現代文の問題、何かないですか、と。
で、まあ、高校受験用の教材を渡したわけだけれど、おそらく実際の入試問題などに関連する題材なのだと思う。
高校入試の国語対策も兼ねて国語力をつけるには、実際の入試問題を解くのが最適。
なぜなら、洗練されたものだから。
勉強を学年枠や年齢で区分けすることはないから、中学1年生からでもいいかな。
さきほどからの先生たちの文章は、新書版のものが多いかも。
コロナ禍前頃だったか、永田和弘さんの「知の体力」が入試問題にとてもよく使われていた時期があった。
読んで見られたら、と生徒ご家庭におすすめしたら、大人の本という受け止め方をされたようで、ここはもう、壁を取り払ってくださいと感じたのだけど。
思春期というくらいで、夏になりそうで夏なのかどうなのか、でも夏になる、そう、今の季節なのかなあ。
読書三余、雨の季節もいい♪
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