[2024年10月8日]
午後からしばらくして雨降り。
秋雨前線がとどまっていますか。
一雨ごとに秋が進んでいきます。
中学2年生の理科。
電流の学校と人体の中学校と。
いずれにも共通しておススメするのは、マイノートに図を書いて考えるようにすること。
先週、「血液の循環のところが、どうも…?」と言っていた生徒には、「まず、教科書などの図をそのまま写して語句などをそこに記入していくように」と。
書いてもらった図を点検。
必要に応じて、赤ペンや青ペンを用いながら、付け加え修正など。
仕上がったら、「これを何も見ずに自分で書けるようになったら分かったはず」
そして、「その図を周りの誰かに説明出来たら完璧」と。
教材の問題を解いて、○×付けて、答えを直して、ハイおしまい、が勉強ではありませんから。
どうだろう、かなり前のことになりますが、「東大生ノート」とかタイトルがついていた出版物があって。
つまり、東大生が高校生の時に使っていたノートを実際に借りてきて転載したものなのですが。
興味関心があったので購入してながめた記憶があります。
イメージは、先に示した中学2年生へのノートまとめをもう少しふくらましたもの。
何らかのテーマに対して、ノート見開きに、つまり、左右両ページにドーンと大胆にあらゆることをまとめていく。
教科書に出てきたことを自分の頭の中に整理しながら、説明できるところまで仕上げる。
ポイントはダイナミックにノートを使うことかなあ。
理科に限らず、他の教科でも同様の進め方ができると思います。
もう一言加えるなら、芸術作品のように美しくまとめることが目的ではないこと。
後から読めるようにていねいに書くことは必要で、自分で自分に説明できるようになることがゴールです。
赤ペン、青ペンくらいはあった方が便利。
それ以上に多色にすることはないでしょうね。
まあ、一度やってみてください。
問題を解くということだけが勉強ではありません。