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きらめき進学ゼミ

[2024年11月1日]

雨、よく降ってきました。

img1 曇りのち雨の金曜日。
午後からしばらくして本格的に雨降り。
冷え込んできますか。
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読書の秋でしょうか。
日付が変わってからのラジオ番組で読書週間特集が放送されていました。
まあ、夜中だったので横になりながら聴いていましたが。
昨夜というか、深夜というか、そのような時間帯。
なるほど、そういうとらえ方もあるのか、と感心したのは、「積読も読書」という話。
ちょっと、無視できる内容ではないので、どんなことなのだろう、と。
本を読まない人が増えた今、身近、手近なところに本がある。
それだけでいいじゃないか、そこからでもいいじゃないか、というような、そんな空気を感じましたけど。
本好きの人は、本がないと寂しい、というか落ち着かないもので、話しかけてくれる誰か、問いかける相手が、本の中のそこにいるようなものなのです。
今読まない本や、後で読もうと思っている本、ちょっとはずれたかなと、読みかけで放ってある本、難しすぎてあきらめかけている本、まあいろいろとあるものだと思います。
本を読まない、本がないというのは、そのような本が置かれているのがあまり意味のないように感じられて、遠ざけてしまっている状況なのかなあ。
それよりも、なんか便利なこっちの方がいい、とスマホやテレビなどに関心が行ってしまう。
本のいいところは、読む側が読む、読まない、のタイミングをコントロールできるところ。
視線がコントロールされてしまう便利な機器とは逆の性質のものですね。
それにしても、本屋が無くなってAmazonに頼るしかなくなって、図書館はちょっと不便となると、本の文化はどこに行ってしまうのか。
あちこちの図書館は10冊3週間くらいの貸し出しとなっていると思うので、適当に限度いっぱいに借りてきて、積読のもいいじゃないかと思います。
その中から、気に入った本も見つかるはずでしょうから。
また、学校の図書室もうまく利用してみるとその機会はもっと多くなるのでは。
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では、秋になってから読んだ本の中からおすすめ。
「藤原正彦の代表的日本人」藤原正彦/文春新書1459/2024.7.20.
関孝和、上杉鷹山、福沢諭吉、河原操子、柴五郎の五人の生涯、生き方。
中学生、高校生は教科書から一歩離れて、近世から近代の日本も知ることが出来るように思います。
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