[2025年3月30日]
春の天気の日曜日。
午後からよく晴れてきました。
お出かけ日和。
昨日はスーパーに寄ったら、米売り場、カリフォルニア米の隣には複数原料米が積まれていました。
いよいよ、ですか。
気になるお値段。
それなりでしたけど。
そういうことになっていくようなところもあるのでしょうか。
本屋もなくなる米屋もなくなる八百屋も魚屋も。
もう、そうなってきて、今は米を作る人が無くなってきた、またそうしてきてしまった。
どうする、ニッポン、というか私たち。
昔、子どもの頃は麦飯を食べていました。
白米に押し麦を混ぜたもの。
かさ増しもあるから、まあまあ入っていたかなあ。
おそらく、経済面と健康面だったのかと。
世の中に保温ジャー(炊飯ジャーではなくて保温だけ)というものが存在していない頃は、夜、炊いたご飯はおひつ、夏場は竹製の飯かごへ移して、翌日の昼めしで終了。
ふつうに冷えてもおいしかったですね。
ただ、保温ジャーに入れ始めてからの翌日の昼はあまりうまいモノとは言えなかった。
小学生の途中から学校給食が始まって中学校までは昼は給食、パンだったかなあ。
高校生は戻って弁当で、その弁当の時は白米でしたね。
まあ、麦飯を持たせるには、世間体がということだったのだと思いますが。
森鴎外が軍医をしていた陸軍では白飯が充分に食べられるのだけど脚気が多かったらしい。
どうやら、脚気に対するとらえ方が勘違いだったようです。
一方、海軍ではそういったことが見られなかったらしく、食生活が健康に影響するという今では当たり前のようなことがなかなか広まっていなかったのでしょう。
スーパーの米売り場の一部には押し麦なども置かれていて、ちゃんと減っている。
いろいろと考える人もいるのが、なんとなく心強い気がします。