[2025年5月17日]
雨空の土曜日。
午後からは雨がやみました。
しかし、上空ではゴォーッと唸るような強い風の音。
地上では驚いているのか、カエルも静かにおとなしくしています。
そのような天気なので、中学生、これはテスト勉強に励むしかない。
雨音はBGMにいい。
何か流すならショパンはいかが。
今風の音楽はちょっと勉強には刺激が強いでしょうから。
昨夜は中学3年生の数学。
生徒、やや苦戦気味のところ。
アドバイスしました。
今回のテスト範囲は式の展開と因数分解のところ。
証明問題などは次回、期末テストの範囲のようで、今回は計算だけ。
これはラッキー(^^♪♪♪
さて、どこで苦労しているのかと言えば、因数分解の因数、数の約数ですね。
ゆとり教育の頃から逆ブレしている今の学習指導要領のもと、現行教科書では出てくる数が少し手間取るようなものが出てきています。
小学校の算数。
低学年の足し算や引き算の筆算、中学年〜高学年の小数計算。
いずれも桁数が大きくなっているものまでマスターするようになっています。
おそらく、小学校の算数のテストでは表面が基礎基本レベルで100点満点。
裏面が応用・発展内容で複雑な計算も含まれて50点満点。
150点満点での3段階評価、評定につながっているのではないかと思います。
だから、表が高得点でもなかなか実際の評価と結びつかないかも。
5年生の算数。
ここは関門、倍数と約数、分数の約分と通分、このあと、6年、中学高校数学へとつながる要所です。
実際に中学入試の算数の計算問題でカギを握るのはココ(@ ̄□ ̄@;)!!
さあ、どこまで力を入れていけばよいのか。
大人でもそうでしょうが、先ほどの倍数と約数、分数の約分と通分、50あたりまでの数は比較的イメージしやすい。
これが50を超えてくるところから100に近いところまで、あとは100を超えると少し手間がかかるのではないでしょうか。
たとえば、49。
これは7×7。九九の七の段がちゃんと言えたら大丈夫。
ところが51。
えっ、となりますか、なりませんか。
3×17と素因数分解されるのですが、なかなか気づきにくいのでは。
まあそんな感じで、因数分解のところ。
中学3年生、必死に割り算の筆算をしていました。
コツは素数の倍数を覚える。
13,17,19,…など、100までの数を一度、調べてみるといいですよ♪
やっているうちに慣れてしまいますから。
あとは、平方数。
121(11×11),144(12×12),169,196,225,256,289,……,576,625,676,……
このあと学習する「平方根」、「二次方程式」、「二次関数」、「三平方の定理」へと関連していきます。
やってね(^^♪