[2025年9月26日]
落ち葉が少しずつ目立ち始めていますか。
秋が進む9月終盤。
涼しくなって来ました。
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昨日は中学3年生からの質問。
「新研究」のB問題をやったのですが、わからなくて出来ませんでした、と。
まず、「新研究」の構成が少し変化したように感じます。
特に変わったかな、と思うのが、数理社で、一項目見開き4ページ構成の最後のページ。
以前はC問題だけが難問の設定だったところが、全面がB問題の扱いになっていること。
何で、と言うと、実際の公立高校の入試問題が単純な問いかけ問題ではなく、読み込ませて考えさせる問題になってきたからでしょうね。
国語力を問われるような感覚。
以前、月刊誌の随筆で、数学者の藤原正彦さんが語っておられましたが、まず、国語力を鍛えなさい、と。
また、最近、見かける売れ筋本の中でも、国語力、読解力について書かれているものが多い気がします。
まあ、とにかくまず読む力が大切なわけで、そのような入試問題が普通になってきているのです。
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質問の生徒の解答具合を見ると、塾で学習したような問題は解けました、と。
しかし、初見の問題には、分かりません、と。
解答解説をよく読めばおそらくわかるのでしょうが、不意を突かれたような問題だから戸惑ったのでしょう。
ここが、これからの課題。
一つひとつを確実に理解していきましょう。