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きらめき進学ゼミ

[2025年10月1日]

やはり、この時期、高校の説明会へ、ぜひ。

img1 秋晴れの水曜日。
日差しも強くて暑いです。
まあ、時々曇り。
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昨日は中学3年生から相談が。
実力テストが返却されて、なかなか点数が、と。
テストの受け手になって考えると、部活の練習と試合のようなところもある。
練習ではうまくいっているのに、試合になるとなかなか勝てない。
たとえ話でそのようなことをまず。
次にテスト内容は、もう今の時期の実力テストは習ったことがすべてなので、理解が不十分なところは得点できない場合がある。
また、練習不足で、実力が不十分で、実際の入試問題レベルになると別の問題に見えてくる。
別の視点から、県立高校入試制度が変更されることに多少なりとも影響を受けているのがテストそのもの。
今までも範囲がほとんどなくなる夏以降の実力テストでは業者テストが使われていました。
これは、業者テストをいろいろなテストから選択するとしても、学校間格差など学力を考えた上での調整が自作テストのようにはいかない。
つまり、実際の入試本番に近い状況になってくると考えられる。
そのようなことで、かなり客観的な実力判定がなされているように感じます。
受験生としてはどう構えるか。
ひとつは一にも二にも勉強すること。
答え合わせは自分に厳しく、自己判断で適当な答え合わせにならないように模範解答例に従う。
なぜかというと、それが、採点側のルール、採点基準例だから。
試合の審判のようなところがあります。
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じゃあ、勉強以外はと言うと。
実力テストの結果、塾の模擬テストの志望校判定などを目安に進路選択を柔軟に考える。
行きたい高校については、11月の進路相談、12月の三者懇談までは粘ってみる。
出願は年が明けてから次々と始まるので、受験校の選択はその時点までに考えておく。
県立高校の入試日程が早くなったので、出願変更を考える場合は県内私立高校の発表を見てから。
京都の私立高校の結果を見てからはほぼ出来ないです。
受験校を考える場合は、高校の後、例えば大学進学を想定している場合は。
昨夜も高校2年生のお母様と送迎時のプチミニ懇談。
大学選びについて。
生徒は、2年生時からオープンキャンパスに参加していて、いくつかの大学の個人的感想、感触はあるようで。
話を聞いていると、将来の職業選択と大学の学部、また、高校生から見た大学のイメージ、大学像、そこらあたりがぼんやりとしている模様。
つまり、学部を選ぶのか、大学を選ぶのか、のようなところ。
お母様には、少子化、大学全入など、大学は運営側のビジネスになっているところがあるなどを。
学部も昔のような名前ではないものが当たり前になり、専門学校化していることなども、お伝えしました。
だから、中学生が高校入学後、大学進学を考えていくとき、共通テストは受けず、難関大学を目指さない、中堅レベルの大学へとなると、あまり進学先による極端な差がないのではないかと思います。
学力真ん中付近、昔ならベルカーブの山が盛り上がっている層が厚いところ。
今は、学力の二極分解になっているだろうから、分布はフタコブラクダの背のようなイメージだろうか。
大津高校受験者ゾーンから比叡山ブライト、アクト、大津商業、堅田、滋賀短大附属などの高校からの大学進学は、高校入学後にどのように三年間を過ごして大学受験に備えるのかで、いくらでも変わってくる。
高校受験は高校入学後、三年間、その後、大学受験までもイメージして親子で話し合ってみてください。
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