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きらめき進学ゼミ

[2014年5月12日]

今日は何の日

img1 5月12日。
今日は何の日でしょうか。
昨日は母の日でした。
デパートやスーパー、コンビニではプレゼントコーナーを設けたり、折り込みチラシでそのPRをしたりしているので、5月の第2日曜日が頭の中から消えることはありません。
また、おかあさんに感謝する気持ちと商業活動が絡み合っていますから、企業の宣伝活動も自然と活発になります。
エコノミストによるとクリスマスやバレンタインデーなどの記念日の経済効果は小さな国の予算をはるかにオーバーするくらいのものらしいです。
経済活動の歯車として機能しているのが現実です。
それに対して、なかなか浸透していない記念日もあります。
言われて気づく、初めて知ったなど、改めて認識する記念日があります。
「看護の日」もそのひとつでしょう。
旧厚生省が1990年に21世紀の高齢社会を支えていくために、ナイチンゲールの誕生日で「国際看護師の日」でもある5月12日に制定したとのことです。
朝刊を広げると看護系の大学の広告と「看護の日」の記事が掲載されていました。
記事では「超高齢社会」の中での看護職の魅力が紹介されています。
昔は看護師になるには看護学校や医大の看護学部へ進むのがほとんどでした。
県立高校にも看護学科が設けられている時代もあったのですが、看護職の内容が高度になるにつれ、より専門化が進んでいます。
最近は即戦力としての看護学校、専門看護職としての4年生大学の看護学部、大学院と選択の幅が広がってきました。
おとなりの京都の私立大学の中には看護系の学部、学科を新設するところも出てきています。
先発組は京都橘大学で、設立以来、人気が続いています。
最近では佛教大学、来春は同志社女子大学と、新設が続きます。
看護師に加え助産師、保健師の資格を取ることも可能な大学が増えていますから、将来の仕事としての看護職を考えてみるのはどうでしょうか。