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きらめき進学ゼミ

[2014年5月14日]

何もしないと……

img1 何もしないと……。
50年後、人口8700万人に。
地方自治体の4分の1が消滅。
「う〜ん、大変だ!」
ということで、政府の有識者会議が目標と具体的な方法を提言しています。
「50年後も人口1億人」
これを目指していこうではないかとのことです。
いくつかの具体的な方法が挙げられていましたが、実現に向けては理想と現実の机上の空論にならないように果敢な行動力が必要となるでしょう。
さて、社会面に目を移すと公立高校の生徒獲得の記事です。
2003年に東京、和歌山から始まった学区の撤廃。
地元滋賀では2006年から全県一区に移行しました。
今は閉館の滋賀会館での県教委による説明会に参加したときの記憶がよみがえります。
旧大津学区の保護者の方々の質問に主催者側は形通りの対応。
「う〜ん、困った!」
以前から学区外受験があったので、草津や守山の湖南学区などからも大津学区の高校へ通学する生徒はいました。
それが、全県一区になってからの受験生は文字通り全県から高校選択をするようになりました。
昔は膳所、石山、東大津、大津、というように志望校を考えていた生徒も旧大津学区以外の高校を選択するケースがみられます。
たとえば、彦根東。
膳所同様に元藩校で東の雄です。
琵琶湖線で北上すると意外に近い。
高倍率の膳所より比較的穏やかな倍率ですからおすすめですね。
守山も人気校ですが、県中からの持ち上がりがあり、募集定員が少ないので要注意。
他にも魅力的な高校があるので、視野を広くして高校選びをしてみてください。
ピンチをチャンスに変えて、時代の流れを上手く利用するのが賢い方法でしょう。
次のステップ、大学受験は全国区ですから。