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きらめき進学ゼミ

[2014年5月15日]

ハッピーバースデー、40歳

img1 40歳
ハッピーバースデーです。
そうか、コンビニができてもう40年も経つのですね。
早いものです。
日本にコンビニエンスストアを作ろう、と気負いこんでアメリカのコンビニ運営会社から手に入れたマニュアルは何の役にも立たなかった。
「ガーン」
普通ならあきらめて撤退するでしょう。
そこをゼロからのスタートで立ち上げていった。
頭が下がりますね。
成長していった店や会社を支えてきたのは何か。
この問いには、ぜひ小中学生、高校生にも答えてほしい。
お金、資金。
この答えが一番多いでしょうか。
確かに必要でしょう。
中学3年生の社会で公民を学習します。
前半は現代社会と政治、後半は経済と国際社会が登場です。
地元の中学校の採択教科書を広げてみると経済の一番初めに、なんとコンビニエンスストアが登場します。
「コンビニエンスストアの経営者になってみよう」というテーマです。
「郊外のまちでのコンビニ出店地を立地条件A〜Eの中から選びなさい。
(A〜Eには様々な条件が設定されています)
どのような品ぞろえをすると売り上げを伸ばすことができますか。
いずれの問いにも理由が必要です。」
よろしければ、お父さん、お母さんもご一緒にチャレンジしてみてください。
そのあと、教科書では「売り上げを伸ばすコンビニもあれば、利益が得られずに店を閉じるコンビニもあり、激しい競争が繰り広げられています」と経済活動のページが続いていきます。
成長していくためにはいろいろなことを考える力、実行する力が必要です。
困難にぶち当たっても乗り越える力をつけていく。
小中学生、高校生のみなさん、その力をつけていく訓練が勉強です。
さあ、がんばりましょう。