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きらめき進学ゼミ

[2014年6月28日]

ちゃんと見ているよ

img1 ウインブルドン、男子はスポンサーがカジュアル衣料の2人組が順調に勝ち進んでいます。
それにしても、このメーカーは、なぜ彼らを応援するのだろう。
テニスは先行が有利。
サーブはレシーブする側にとっては脅威です。
錦織選手の1回戦の対戦相手は長身で、時速200kmのセカンドサーブを打つような相手でした。
サーブには長身のほうが有利なはず。
それにもかかわらず、体格的にはそんなに恵まれていない錦織選手が勝ち上がった。
ハンディを超える実力が彼にはあるからです。
そんなところをスポンサーがちゃんと見てくれているとしたら好意を抱きますよね。
また、ジョコビッチは転倒しながらの勝利。
やはり、ファンになると、スポンサーに悪い印象はもちません。
なかなかの選択眼かも、このメーカーは。
さて、土曜日の朝刊は各紙教育面、教育記事が目立ちます。
今朝は「リビング学習」の記事。
小学生の8割がリビングやダイニングで勉強しているようですね。
「リビングで勉強した方が集中する」「難関大学の合格者の多くは、小学生時にリビング学習を経験している」など、教育雑誌の記事の影響もあるのでしょう。
あの百マス計算で有名な立命館大教授、立命館小学校の校長顧問の陰山英男氏が監修のリビング学習に適した住宅まで販売されているそうです。
では、「リビング学習」の正しい形を考えてみましょう。
最近は、お父さん、お母さんが共働きのケースも多いですから、それも考えながらイメージしてみると。
まず、テレビのスイッチは切ること。
どうしても見たいテレビ番組は録画して早送りで見ましょう。
お父さん、お母さんと、幼い弟や妹もちょっぴり我慢が必要です。
次に、お父さん、お母さんがお子さんの勉強を見られる場合は要注意。
お子さんが解けない問題にイライラしてはいけません。
イライラが伝染しますから。
自分が子どもの頃も解けなかったかもしれない。
そのような心持ちで接してあげてください。
リビング学習の良い点は、今、子どもが何を勉強していて、どの程度理解できているのかが分かること、そして、今日の出来事など、子どもの生活が分かる点です。
子どもたちにとって、一番うれしいのは、親子のコミュニケーションだと思います。
長い間、子どもたちの様子を見てきましたが、子ども部屋で自立した勉強ができるようになるのは、体の成長に伴って中学1年生の後半くらいからでしょうか。