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きらめき進学ゼミ

[2014年6月30日]

涼性・甘味・酸味

img1 家の近くの和菓子屋さんには「水無月」ののぼり。
半年の無病息災に感謝し、夏負けをしないように「水無月」をいただく日なのです。
地元のあちらこちらの畑には、とうもろこしやナス、キュウリなど実が膨らんできた夏野菜が見られるようになりました。
朝刊を見ると「薬膳で夏を元気に」という特集記事。
薬膳は中国に古くから伝わる健康理論「中医学」に基づく、食べ物が持つ体によい作用を組み合わせた料理です。
食べ物には、五性「熱・温・平・涼・寒」、五味「酸・苦・甘・辛・鹹」に分類される効能があるらしい。
熱・温は体を温め、涼・寒は体を冷やし、平はどちらでもないということだそうです。
私の好きな夏野菜のトマトは体を冷やす「涼性」と緊張を和らげる「甘味」、体を引き締める「酸味」を併せ持つらしい。
渇きを癒し、血液のめぐりをよくし、胃の機能を高める作用もあるみたいだから、夏に適した食材ですね。
滋賀県立大の教授の実験によるとショウガ、カボチャ、黒砂糖などが持つとされる「温熱性」は体を温める効果が認められたとのこと。
また、体を冷やす「寒涼性」があるとされる柿は体温を下げる効果を確認。
ただ、柿と同じ性質を持つとされるキュウリとスイカの効果ははっきりしなかったらしい。
まあ、効果がじわりとくる食べ物もあるだろうから。
「ヤマイモと豚肉のさっぱり梅ごはん」、「夏野菜のモズク和え」、「ヒジキと夏野菜の白和え」
のレシピも載っていました。
う〜ん、どれにチャレンジしようか。
さて、7月。
明日から比叡山中学校は期末試験ですね。
全力で頑張りましょう。
楽しい夏休みが待っていますから。
ファイト!