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きらめき進学ゼミ

[2014年7月7日]

いつの日か光速よりも速い高速船が

img1 今朝は雨降りでしたが、午後からは曇り。
今夜の天気はいかがでしょうか。
7月7日は梅雨の合間だから、すっきりと晴れた空に巡り合えたとしたら、ラッキーですね。
ももクロやユーミンの歌詞にもミルキーウェイで登場する天の川。
ブラバンで活躍するシンバルを合わせて水平にしたような形をイメージしてください。
これが銀河系の姿。
太陽系はそのシンバルの膨らんだ中央部から平坦部分に移ったあたり。
そのあたりにある地球から、中央部の膨らんだ部分をながめると星が無数に川のように広がる様子が見えるわけです。
それが天の川。
その天の川を挟んで輝く2つの一等星。
織姫はこと座のベガ、彦星はわし座のアルタイルです。
2つの星の間の距離は約16光年。
光の速さで移動したとしても16年もかかります。
いつの日か人類がSF映画に出てくるような宇宙船を生み出した時には、七夕伝説のロマンは現実の世界になることでしょう。
小学4年生の理科では、もう一つの一等星、白鳥座のデネブを加えた「夏の大三角」を学習します。
この夏、光害のない郊外に出向くことがあれば、夜は星座早見を手にして、東の空から真上の空を観察してみてください。
ぜひ、キミの夏物語の1ページに。